ホットドッグやハンバーガーをはじめとした“かぶりつきフード”。ファストフードとして知られるこのジャンルに、近ごろ異変が起きている。グルメブームの波にのり、素材にこだわる専門店が急増。手軽なだけでなく、立派な“料理”として進化を遂げている。

【写真を見る】厚揚げやツナ、フライドオニオンをトッピングした「KITSUNE ツナドッグ」(600円)。Antenna WIRED CAFEではこの他にも、斬新なホットドッグ6種類を取りそろえる

そこで今回は“かぶりつきフード”の中からホットドッグにスポットを当てて、その最前線に迫る!

ドッグのフルオーダーはもちろん、具にアボカドやナッツを使用する発想豊かな店から、個人店でソーセージを作る専門店まで勢ぞろい。進化した絶品ホットドッグを味わおう。

■Antenna WIRED CAFE(アンテナ ワイアード カフェ)

「東京をドキドキさせたい」をテーマに、情報発信基地として2015年1月にオープン。主力メニューは、新しいスタイルのホットドッグ“オープンドッグ”だ。

ソーセージの上にアボカドやコーン、トマトで煮込んだ豆などがたっぷりと乗った「GUACAMOLE DOG」(600円)や、厚揚げをトッピングした「KITSUNE ツナドッグ」(600円)など、斬新な6種類をそろえている。

■ESPRESSO D WORKS(エスプレッソ ディー ワークス)

ニューヨークスタイルのエスプレッソカフェ。燻製モッツァレラチーズをあしらい、ピザのように仕上げた「イタリアーノマルゲリータ」(1058円) など、個性豊かな6種類のホットドッグを提供する。

ホットドッグの名称には国名が使用されており、それぞれの国にちなんだ具がトッピングされている。オセアニアのロースター豆でいれる「エスプレッソ」(302円〜)も合わせて楽しみたい。

■PLAYER akihabara(プレイヤー アキハバラ)

世界のビール約100種類を置き、それに合うホットドッグを考案。秋田県かわい農場の中ヨーク交雑豚で作るオリジナルのソーセージや特注のドッグなど、一切の妥協なし!

「温泉卵ドッグ」(650円)やお多福ソースで味付けした「お好みドッグ」(650円)など、全25種類のホットドッグはどれもユニーク。好きなビールと共に堪能しよう。

■DEMODE R(デモデ アール) 三宿店

アメリカンライフスタイルを発信するショップ。ポークのソーセージをトッピングした「スタンダード」(800円)の他、ラム肉やウサギのソーセージなど、目新しい9種類を用意。トッピングはトマトなど6種類からセレクトできる。

パンは自家製で、高密度に仕上げてある。サラダや飲み物が付いたランチ(1000円)もおすすめ。

■la kagu(ラ カグ)

ファッション、生活雑貨、カフェなどが集結したライフスタイルストア。看板メニューのホットドッグは、ハーブを効かせた自家製ソーセージが自慢の「サルシッチャ」(626円)など4種類を取りそろえる。

トッピングはザワークラウトなど3種類から選べ、ドッグは具の味が立つように開発されている。

■クジラ荘

昼限定で販売されるホットドッグが絶品。ソーセージは試行錯誤の末、3種類の部位をミンチした豚挽き肉、野菜、香辛料を用い、一本一本、心血を注ぎ作っている。

パイナップルを添えた「ハワイアンドッグ」(680円) の他、ソーセージにチーズを練りこんだホットドッグなど、ラインアップは全7種類。ベーカリーと相談を重ね作った名脇役のドッグが、おいしさをさらに引き立てる。

■SUPER HOTDOG(スーパー ホットドッグ)

2015年1月、吉祥寺ハーモニカ横丁にオープンした一軒。チェダーチーズをあしらった「ホットドッグJr.」(350円)1種類で勝負する。

国産豚で作るジューシーなソーセージは、より肉の味が際立つよう遠赤外線グリルで焼くなど工夫。ソースやマスタードも手作りで、ドッグは地元のパン店による天然酵母のオリジナルだ。

月に7回、限定販売される長さ25cmの「スーパーホットドッグ」(1080円)もお見逃しなく!【東京ウォーカー】