社長室に卓球台…!?卓球愛が強すぎるユニークな会社
- 部活やサークル活動を設置する企業は多い。その目的は社員同士のコミュニケーション促進や健康維持といったところが大きいと言われている。
そんな「企業の部活」とは一線を画す会社がある。訪問介護のリーディングカンパニー「ケアリッツ・アンド・パートナーズ」だ。ここの卓球部は一言でいうとやばい。
何がヤバいって、社長が部長をしているし、副社長が監督をしている。
えっと、ここ会社ですよね…
- ケアリッツ・アンド・パートナーズ卓球部(以下、ケアリッツ卓球部)は、2021年に一般社団法人日本卓球リーグ実業団連盟に加盟。現在男子1部昇格を目指している。部員は、学生時代に名を馳せた名選手揃い。五輪メダリストである丹羽孝希をはじめ、全国大会でベスト8まで残った選手が集結している。
コミュニケーション活性化に健康維持…そんな目的を微塵も感じられない “ガチ感”が漂っている。
卓球愛が強すぎて「賞金総額300万の卓球大会」を開催
- 世間への認知度がぐっと上がったのが、今年行われた『ケアリッツカップ』だ。地上波でも放送されたこの大会は、国内最高峰の実業団と大学による賞金つきの団体戦トーナメント。
開催の目的は、卓球を続けてきた学生たちの進路開拓のため。プロ選手ではなくとも、卓球に関連する企業で働くという選択肢を提示したかったという。また、多くの学生たちに観てほしい理由から、無料観戦にしているそう。
このご時世、賞金をつけて大会を開催する企業は珍しいこともあり、実業団や大学卓球部はもちろん、プロ選手や実業団選手を目指す学生たちに『ケアリッツ・アンド・パートナーズ』という名は広がり、今や卓球をしている人で知らない人はいないという。
学生たちの間で有名なのが、同社の「卓球経験者向けの求人枠」の存在。「仕事はきちんとやりたい。でも卓球も趣味ではなく、定期的に練習したり試合に出て、しっかり続けたい」という方を後押しする環境があるそう。
「お昼はヘルパー、夜は実業団選手」卓球部員の仕事ぶりに密着
- 卓球経験者枠で入社した社員3名の仕事に密着。
一見、今どきの若者に見えるが、噂によると超凄腕選手とのこと。どのように仕事に取り組んでいるのか取材した。
- 皆様は実業団の選手としてもご活躍とのことですが、1日の過ごし方を教えてください。
- 毎日、仕事と練習両方こなしているんですね…!?残業で練習できない日とかはないんですか?
- 介護職は残業が多そうなイメージがありましたが超ホワイトですね…!
仕事は8:00〜15:30まで、練習は16:00〜18:00までが基本パターンです。毎日このスケジュールで、土日の練習は大学にいったり、他の企業の実業団と練習したり各々やっていますね。
僕は管理者なのでたまに残業はありますが、練習に遅刻したりする程度です。弊社は基本的に残業NGで、19時までには事業所を出ないと怒られます(笑)
弊社はかなり介護職の固定概念を覆していると思います。一番の強みは、「caregate」という自社アプリですね。介護業界は、利用者さんに関する記録をいまだに手書きで行っているところも少なくないと聞きますが、うちはアプリで完結できます。事務作業を効率化したことにより、現場仕事に集中することができるので、必然的に質もあがっていると感じます。
- バックオフィス業務が山積みで、現場仕事を逼迫させているという話は聞いたことがありましたが、アプリで完結できるのは便利ですね!「現場仕事」はどういった内容なんでしょうか?
- なるほど…訪問介護だと、いわゆる「お手伝いさん」みたいな家事業務も入ってくるのですね。主婦などを経験されている方であれば、仕事で活かせるスキルを備えている方も多そうですね。
排泄や入浴、更衣介助などのイメージがあると思うのですが、介護には、「身体介護」と「生活援助」があります。訪問介護は「生活援助」に関する業務が多いですね。買い物に行ったり、掃除をしたり、料理をしたり、生活しやすいように家のことを手伝わせていただいております。
僕は今年入社したばかりなんですが、これも介護のくくりに入るんだと驚きました。
僕は今年入社したばかりなんですが、これも介護のくくりに入るんだと驚きました。
好青年感がすごい…
五輪選手に勝ったことも。じつは本当にすごい人たちだった…
- 練習場に移ると、彼らの雰囲気はガラリと変わった。ラリー練習でさえ、球が速くて見えない…。素人目から見ても、幼少期から厳しいトレーニングを乗り越えてきたのが分かるほどの凄まじい迫力。
- 戦績は拝見していたのですが、生でみると素人でも強い選手ということが分かりますね…皆さん、各大会の常連選手だったようですが、お知り合いだったんですか?
- なんと!五輪選手と練習していたとは…!
- 皆さん本当にすごい選手なんだと痛感しました(笑)
そうですね。私たちは全員同い年で、小さいころから大会で会ったりしていた仲なんです。
ぼくと沼村は同じ大学でした。ちなみにパリ五輪代表に選ばれた戸上選手も同じ大学で、後輩になります。多分、僕が一番練習に付き合った量が多いんじゃないかな(笑)他の五輪代表も小さいころから練習していた仲ですよ。
この流れでいうと、パリ五輪代表の篠塚選手に、高校生のときに勝ったことがあります(笑)篠塚選手が五輪で勝てば、もっと自慢できるんで応援しています(笑)
女子選手とも交流がありますよ。平野選手が、今年の1月に開催された全日本選手権で五輪内定が決まったときは、僕がよく練習相手をしていました。
ケアリッツ卓球部を盛り上げて、介護業界を変えたい
- 卓球に力をいれるケアリッツのことをどう思っていますか?
- ケアリッツ卓球部を今後どうしていきたいですか?
卓球に力を入れている印象が強いと思いますが、仕事もしっかりやらせてもらえるところに僕は惹かれたんです。実際に僕は卓球部員でありながら、管理者に昇格できました。卓球だけでなく仕事ができるようにもなりたかったんです。
社長には本当に感謝しかないです。弊社は、卓球に力を入れてるとはいえ、卓球部以外の社員の方が圧倒的に多いんですよ。僕らが頑張った恩恵が、社員の方々にも届くようにしていきたい。練習する時間を毎日与えてもらっている分、社員の方々にも応援していただけるような存在になりたいと思っています。
日本リーグ1部昇格を目指しています。それが部員全員の目標なんです。
僕らが勝ち上がっていくことで会社の認知度があがり、卓球部員に限らず、入社する人を増やしたいと思っています。人が増えれば、現場仕事の「質と量」どちらも向上できる。自分がやってることが、会社のためにも日本のためにもつながると信じて、日々練習に打ち込んでいます。
- ケアリッツ・アンド・パートナーズ https://www.careritz.co.jp/
訪問介護を中心に、介護福祉事業を行う企業。一般にパートやアルバイトが多い介護業界で、正社員の割合は90%。また、業界に先駆けたIT技術による業務効率化などにより、東京都内の事業所数ではNO.1に成長。介護職の待遇改善に取り組みながら業界No.1をめざす。 - ケアリッツ・アンド・パートナーズ卓球部 https://www.ttc.careritz.co.jp/
2015年に全日本実業団選手権大会、2021年には日本リーグに参加している実業団チーム。ケアリッツ・アンド・パートナーズの社長、宮本剛宏が部長を務め、現在はプロ卓球選手の丹羽孝希選手、吉村和弘選手も加入し、日本リーグと全日本実業団選手権での上位入賞を目指している。
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介護のプロはケアリッツ
オフィス撮影:ライブドアニュース編集部
卓球部撮影:植田哲平
[PR企画: ケアリッツ・アンド・パートナーズ × ライブドアニュース]