THE RAMPAGE・川村壱馬×吉野北人の“言葉を交わさなくてもわかり合える”関係

THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのボーカルとして活躍中の川村壱馬と吉野北人が、男たちの友情と戦いを描く人気バトルアクションシリーズ『HiGH&LOW』と、伝説的不良コミックの金字塔『クローズ』、『WORST』が奇跡のコラボを果たした、映画『HiGH&LOW THE WORST』に出演。

挑むのは、札付きの不良が集まる漆黒の凶悪高校・鬼邪高校でテッペンを目指す役どころ。2018年放送のドラマ『PRINCE OF LEGEND』で俳優デビューを果たしたばかりのふたりが、プレッシャーを跳ね飛ばし、全身全霊で撮影にぶつかった。

“RAMPAGE＝暴れまわる”と名付けられたグループで印象を残してきたふたり。まさに今作では、俳優としても暴れまくる彼らの姿が見られるだろう。

撮影／ヨシダヤスシ　取材・文／福田恵子　制作／iD inc.
▲左から吉野北人、川村壱馬

ただのケンカではなく、大切なもののために戦う姿がアツい

今作への出演が決まったときの心境をお聞かせください。
川村　『HiGH&LOW』シリーズと『クローズ』、『WORST』のコラボ作品に出演できるなんて、夢みたいだなと思いました。

HIROさんにはずっと「『HiGH&LOW』に出たいです」と伝えていましたし、『クローズ』は原作も映画も大ファンで。10年前くらいから親や友達に「将来、『クローズ』に絶対出るから！」って熱く夢を語っていたくらいです。正直、嬉しいどころじゃない。爆発しそうでした（笑）。
吉野　僕も本当に嬉しかったです。どちらとも憧れの作品で、僕がこの世界観に入れるんだっていう不思議な感覚もありましたけど、撮影には「やってやるぞ！」という熱い気持ちで挑みました。
今回は『クローズ』、『WORST』の原作者である髙橋ヒロシさんが脚本を手がけたことでも話題になっていますが、どんなところが魅力だと思いましたか？
川村　すべてのキャラクターが、ヒロシ先生ワールド全開で魅力的なんですよね。ケンカが強くて、すごく友情に厚い。戦うシーンひとつにしても、とってつけたようなケンカではなく、ちゃんと理由がある。そこが面白いところですよね。
吉野　そう。戦うシーンは多いんですけど、ただのケンカじゃなく、大切な何かのために戦っている。そして、相手にもそれぞれ事情があるからこそより熱いぶつかり合いになるんだと思いました。最終的には戦ったチームとも絆を築き上げていくところが、すごく魅力的なんですよね。
川村さんは、鬼邪高校全日制の頂点を目指す花岡楓士雄（はなおか・ふじお）を演じました。
川村　楓士雄は、いい意味でカッコつけていなくて、今までの『HiGH&LOW』シリーズにはいなかった、おちゃらけキャラ。そこが『クローズ』、『WORST』とのコラボっぽいなって感じました。

僕自身はこういうタイプではないので、彼のような立ち居振る舞いができたらいいなって、演じながら楓士雄に勉強させてもらうことも多かったです（笑）｡
川村さんは、THE RAMPAGEの中ではクールなタイプ？
川村　クールですかね。だからこそ楓士雄を演じるにあたって、けっこう振り切ったんですよ。おちゃらけるほうが難しかったけど、グループでの自分のイメージとはガツンと違うものを見せたいと思って演じました。

楓士雄は、自分のダサいところやカッコ悪いところ、恥ずかしいところを見せられる人。ヒロシ先生から、「ダサい面があるからこそ、ケンカのシーンでカッコよく見えるし、引き立つ」と、アドバイスをいただいたこともあって、そのギャップは大切にしていました。
吉野さんは、楓士雄と同じ団地で育った幼なじみの高城 司を演じています。
吉野　司はクールですごく冷静で、しっかり周りを見ているキャラクターです。僕は司ほどしっかりしてないけど、冷静なところはあるかも。あ、でも、司と違って、ぴょんぴょん？ ふわふわ？してますかね（笑）。

撮影を通して、お互いの“カッコよさ”を再確認した

撮影でとくに印象的だったシーンはありますか？
川村　リアルに夢が叶ったと実感したのは、河原で鬼邪高校のみんなを引き連れて、鳳仙（学園）と対峙するシーン。あそこは「何、この感じ！」ってゾクゾクしました｡
吉野　うん。戦う前にみんなでズラッと並ぶシーンはスゴかった。『クローズ』でもあったけど、だいたい主人公がひとりで戦いに挑もうとするんですよ。そこにどんどん仲間が加わって戦いに向かっていく。そのひとりになれて嬉しかった。
おふたりのケンカのシーンも見ごたえがありましたが、撮影はいかがでしたか？
川村　大変だったけど、本当に熱いシーンになって良かったよね。
吉野　うん。ロケ現場は地面が滑ってアクションしづらい環境ではあったけど、そのおかげで臨場感たっぷりな映像に完成していたし。よりリアルな戦いが演出できたと思います。
アクションシーンなどの撮影も含め、お互いの絆も深まったのではないでしょうか？
川村　そうですね。すべてのシーンにおいて息を合わせることができたと思います。同じ熱量でやれたことが良かったな。

予定にないアクションはすごく危険だけど、僕たちはかまわずにアドリブで動きまくって。呼吸もぴったりでいいシーンを生み出せたのは、作品に対しての熱量が一緒だったからだと思います。
お互いにこんな一面もあるんだという発見はありましたか？
川村　新たな発見というよりは、もともと魅力に感じていた彼のカッコいい部分を、改めて認識したというか。
吉野　僕もそう。（川村さんは）いつも、何事にもストレートで芯があって、カッコいいなって感じていたことを再認識しました。

やるときはとことんやるけど、自分に合わないことはやらないっていう潔さもあって、いい意味でハッキリしているんですよね。自分を理解して突き進んでいるところが素敵だなと思います。
川村　ありがとうございます！（照）
お互いに理解し合っている関係なのが伝わってきます。
川村　付き合いが長いので。あんまりしゃべらなくてもわかり合えているなと思います。
吉野　そうですね。

山田裕貴の、役として存在している姿に刺激を受けた

共演者の皆さんとは、どんなことで盛り上がっていましたか？
川村　なぞなぞじゃない？
吉野　なぞなぞだね！
川村　僕と佐藤流司さん（泰志役）が問題を出していたよね。流司さんが出したなぞなぞ、覚えてる？「女性寮に侵入者が入りました。その侵入者は男だということがわかりました。なぜでしょう？」って。
吉野　あ〜、懐かしい！ 答え、何だっけ？
川村　便座が上がっていたから!! ジャム男（演／福山康平）が答えてたっけ。
吉野　そうだった！ あと、トランプもみんなでやったね。
川村　旅館の部屋に集まって大富豪をやったね。
共演者の皆さんとは仲良しだったんですね。現場でも刺激を受けることがたくさんあったのではないでしょうか？
川村　僕にとっては、上田佐智雄（演／志尊 淳）率いる鳳仙学園のメンバーの存在も大きかったです。楽屋にも行かせていただいて、いろいろお話を聞いて。細かいところまで芝居を考えていて勉強になりました。

何より“鳳仙学園は一枚岩”で全員の志が一緒、という設定そのままに、キャストの皆さんもまとまっていたんですよね。そういうところもスゴいなと思いました。
吉野　僕は村山良樹を演じる山田裕貴さんに刺激を受けました。その空間に役として存在していて、山田さんがいることで作品の世界が盛り上がるのを感じました。

あと、荒井敦史さんが演じた志田健三も好きです。言葉ひとつひとつに重みがあって、迫力があるんです。敵にいたら、すごく嫌なタイプですね（笑）。
今作に出演したことで、自分にとって新たな強みや自信になったという手応えも？
川村　もちろんです。楓士雄役をいただいて、演じられたことが強い自信になりました。歴史ある作品同士のコラボだったので、妥協をしないで100%の気持ちでまっとうできました。
吉野　たくさんの方が注目しているこんなにも壮大な作品に携われたことが、僕にとって間違いなく自信になりました。司役で得たものをしっかり次につなげていきたいです。
川村壱馬（かわむら・かずま）
1997年1月7日生まれ。大阪府出身。B型。THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのボーカル。2014年に「VOCAL BATTLE AUDITION4」に合格し、同年9月にTHE RAMPAGEのメンバーとして加入。2018年放送のドラマ『PRINCE OF LEGEND』（日本テレビ系）で俳優デビューし、同作の劇場版にも出演した。ドラマ『HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O』（日本テレビ系）にも出演。
吉野北人（よしの・ほくと）
1997年3月6日生まれ。宮崎県出身。A型。THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのボーカル。2014年に「VOCAL BATTLE AUDITION4」に合格し、同年9月にTHE RAMPAGEのメンバーとして加入。2018年放送のドラマ『PRINCE OF LEGEND』（日本テレビ系）で俳優デビューし、同作の劇場版にも出演した。ドラマ『HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O』（日本テレビ系）にも出演。

映画情報

映画『HiGH&LOW THE WORST』
10月4日（金）ロードショー
https://high-low.jp/movies/theworst/
©2019「HiGH&LOW THE WORST」製作委員会　©髙橋ヒロシ（秋田書店） HI-AX

サイン入りポラプレゼント

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応募方法
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受付期間
2019年10月1日（火）18：00〜10月7日（月）18：00
当選者確定フロー
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  • 当選者発表後の流れ／当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから10月8日（火）中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき10月11日（金）までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
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