SKY-HIダンサーズ・BLUE FLAP QUARTETになくてはならないバランサー! JUNが崩さないメンタルリズム

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「周りが変わってくのを尻目に足のスタンスなら肩幅大」(SKY-HI『Shed Luster』より引用)
アーティスト・SKY-HIは、楽曲『Shed Luster』(アルバム『JAPRISON』収録)で自身のキャリアをこう振り返っていた。

SKY-HIとして活動を始めたのは、パフォーマンスグループ・AAAの日高光啓としてメジャーデビューした2005年頃。AAAの活動と並行して、MCバトルやクラブに出入りする日々を過ごし、2012年には「WOOFI’N AWARD 2012」のベストオブラッパー部門を受賞するまでになった。そして、翌年SKY-HIとしてメジャーデビューを果たす。

SKY-HIダンサーズとして知られるダンスチーム・BLUE FLAP QUARTET(以下、BFQ)のメンバーであるJUNもまた、自分が築き上げてきた立ち位置を決して崩さない。「自分には自分のリズムがある」そうインタビューで彼が語ったように、等身大を保ち続けるメンタル術は、ダンサーならずとも生きるヒントになるはずだ。

撮影/TMFM 取材・文/Yacheemi
ヘア/後藤泰(OLTA)メイク/加藤祥子(OLTA)
デザイン/Creative Industry

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JUN(ジュン)
ダンスチーム「BLUE FLAP QUARTET」「AZUR-D-BOYZ」に所属。クラブイベントに出演し、国内外でもレッスンやワークショップを行うなど、精力的に活動。SKY-HIやE-girls、CODE-V、Da-iCEといったアーティストの振り付けやバックアップダンサー、プライベートレッスンも行っている。

SKY-HIの後ろで踊っているダンサーがカッコ悪いのはイヤだ

SKY-HIさんはどんな方ですか?
わかりやすく言うと“大将”ですね。俺らをずっと昔から引っ張ってくれている方です。
“大将”という表現がいいですね! 普段の振る舞いやライブなどで、SKY-HIさんから学んだことはありますか?
俺、あまり人がやっていることを参考にしないタイプなんです(笑)。自分には自分のリズムがあって。もちろん、日高くん(SKY-HI、左)にはいろいろな面で感謝しています! 日高くんあってのBFQなので、ずっとこれからも付いていきたいな、と思っています。これだけ素直に付いていきたいと思える人は、人生でもう出会えないんじゃないかな。
「付いていきたい!」と思わせる理由は何だと思いますか?
なんだろうな…。単純に、良い人なんですよね(笑)。
なるほど(笑)。
昔から面倒を見てもらっている恩義もあるし、ダンスや、いろいろな形で恩返ししていきたいです。日高くんの後ろで踊っているダンサーがカッコ悪かったらイヤじゃないですか。日高くんの株も下がってしまうし。そのために頑張るというのは、モチベーションのひとつになっていますね。俺の中ではそれだけデカいっすね!
思い入れのあるSKY-HIさんの楽曲はありますか?
やっぱり『Snatchaway』は、初めてBFQの4人でちゃんと踊ったMVだったので、思い入れがあります。船の上で踊るシーンもあって楽しかったですね!
普段の楽しい雰囲気が伝わってくるようなすてきなMVでした! 昨年12月にリリースされたアルバム『JAPRISON』について、SKY-HIさんが“監獄”と表現したように、JUNさんご自身の中で打ち破りたい葛藤などはありますか?
とくにこれっていう葛藤はないんですけど、自分ではいろいろと成長しているな、とは感じます。ステージで踊る前の集中の仕方や気持ちの整え方とか…。
メンタル面での成長ということですかね。
そうですね。「なんか前より良いな」と踊っているときに感じることがあります。理屈ではなく、感覚なんですが。ちょっとずつですけど成長しているのかな、と思います!

「誰も損しない」BFQのワークショップ

▲左から、Kensuke、Money、JUN、TAK-YARD。
BFQの中で、JUNさんはどういった立ち位置ですか?
自分は何だろうな〜。4人で決めごとをするときには、気付いた人が意見を言っていくから、がっつり担当を決めて何かすることってそんなにないんですよね。
それでバランスが取れているのはスゴいですね!
たぶんKensukeくらいかな、ズレているの(笑)。ライブ中だとTAK-YARDがどんどんKensukeにツッコんでいって、公演を重ねていくたびにチームワークが固まっていきますね。で、俺のポジションですよね(笑)。どんな立ち位置に見えますか?
今回のインタビューで皆さんにそれぞれメンバーの印象を聞いていたことをまとめると、3人をうまく中和している存在でしょうか?
良いこと言いますね!(笑) それで!
決まりましたね(笑)。では、BFQのメンバーはそれぞれどんな方ですか?
【Kensuke】
良い意味で“アホ”(笑)。ちょっとぶっ飛んでるんですよね! 締めるときは締めてくれるんですけど、今までに見たことがないタイプの人です。

【TAK-YARD】
Kensukeのボケを抑えてくれるのが彼です。頭の回転が速くてツッコミが早いんです。

【Money】
真面目ですね! この3人のキャラクターがあることで、バランスが取れています。
昨年末にはSKY-HIさんの楽曲を用いたワークショップツアー『BLUE FLAP QUARTETDANCE WORKSHOP 2018 WINTER』が開催されましたが、いかがでしたか?
今回は、東京・大阪・福岡の3ヶ所だったんです。ダンス初心者の子も多くて、ダンスにあまり触れたことない人たちが楽しそうに踊っているのを見ていて、自分も楽しかったですね! 毎回ワークショップを受けに来てくれる人もいて、徐々に踊れるようになっていく姿も見れて、うれしいです。
継続して踊ってくれているというのはうれしいですね。
はい! ワークショップがきっかけで、自分がやっているレッスンに来てくれる人もいます。今、生徒から何人かを選抜して、自分の振り付けするナンバー作品を出すところなんですけど、そこに選ばれた子もいます。初心者だけでなく、もともとダンスが上手な子にも教えることができているし、みんなハッピーなんじゃないかな!
ダンスのレベルはバラバラでもSKY-HIさんの楽曲がきっかけで、みんなが幸せになれるダンスを共有できているんですね。
良い企画ですよね。誰も損しない(笑)。レッスン自体は、がっつり振り付けをやりつつ、ギャグを挟んで…3分の1はトークなんじゃないかな。主にKensukeとTAK-YARDが話しているんですけど(笑)。楽しいですよ!

クラブにいる先輩の背中を見て「俺らもこうありたい」と思う

個人の活動について教えてください。
BFQ以外に、AZUR-D-BOYZというチームで活動しています。
チーム歴もずいぶん長いと思いますが、組んだきっかけは何ですか?
18歳でダンスを始めて、すぐにチームメイトのYO-SUKEと出会いました。同じイベントに出ていて仲良くなったんです。当時一緒にいたふたりも入れて、4人で組んだチームがAZUR-D-BOYZ。YO-SUKEとふたりになって7、8年経ちますね。

チームでレッスンをするようになったり、アーティストの振り付けやプライベートレッスンをやったりしています。Instagramに載せた動画やアンダーグラウンドでの活動が、仕事につながっていきますね。
影響を受けたダンサーはいますか?
YOSHIKI(※)さんに昔からお世話になっていて、影響はデカいですね!
※常に最新のカルチャーを発信し続ける“最強”のHIPHOP集団・KING OF SWAG、ダンスチーム・D-BLASTのメンバー。BoA、AI、東方神起、三浦大知などのバックアップダンサーや振り付けを務め、株式会社GKKJの代表としても知られるマルチプレイヤー。
これまで一緒にお仕事をされたアーティストの中で印象に残っている方はいますか?
E-girlsですね。ダンスがうまいし、「ここは自由に!」って言うと、ちゃんと踊ってくれるんです。俺は女性らしい動きができないので、そういう感覚的な指示を出してもどんどん対応してくれて助かります(笑)。友達みたいに接してくれるのでやりやすいですね! すごく良い子たちです。
女性アーティストに振り付けをする際に、気を付けていることはありますか?
自分たちのダンススタイルを知ったうえで振り付けを依頼してくださっていると思うので、あまり意識していません。もちろん、アーティストが持つ雰囲気は考えますが、楽曲を聴いて感じたままに作っています。
幅広く活躍されていますが、展望はありますか?
クラブイベントにはずっと出ていきたいですね! やっぱりクラブへ行くと刺激を受けますし、そこで会う先輩の背中を見て「俺らもこうでありたい」って、仲間といつも話しています。もちろん、日高くんにも付いていきたいですし、あまり「これだけ!」とこだわりすぎず、やりたいことはどんどんチャレンジしていきたいですね。

あとは昨年、AZUR-D-BOYZが結成10周年だったので、渋谷のクラブ・eggmanで初めてイベントを主催したんですが、思ったよりも楽しかったです! 遊びに来てくれた日高くんからも「楽しいからまたやりなよ」と背中を押してくれ、6月26日にイベントをやります!
それは楽しみですね!
BFQのメンバーや仲の良い人たちや後輩をメインに、みんなが集まれる場を作りたいな、と思っています!

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サイン入りポラ

今回インタビューをさせていただいた、JUNさんが所属するBLUE FLAP QUARTETとSKY-HIさんのサイン入りポラを抽選で1名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
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受付期間
2019年5月1日(水)18:00〜5月7日(火)18:00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日/5月8日(水)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、個人情報の安全な受け渡しのため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから5月8日(水)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき5月11日(土)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
キャンペーン規約
  • 複数回応募されても当選確率は上がりません。
  • 賞品発送先は日本国内のみです。
  • 応募にかかる通信料・通話料などはお客様のご負担となります。
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