SKY-HI&BLUE FLAP QUARTETを“後ろ”から支える力持ち! TAK-YARDに見えた裏腹な本性
2005年、パフォーマンスグループ・AAAのメンバーとしてメジャーデビューした日高光啓。同時期に、レーベル非公認でSKY-HIとしてソロ活動をスタートさせ、2013年にソロでもメジャーデビューを果たした。そんな彼の活動に欠かせないのが、ダンサーのKensuke、JUN、Money、TAK-YARDの4人。SKY-HIは、彼らを「BLUE FLAP QUARTET」(以下、BFQ)と命名し、ともにステージでパフォーマンスをしている。
そんなBFQの中で、クールで寡黙な立ち位置を担っている印象があるTAK-YARD。しかし自身のことを“あまのじゃく”と称し、インタビューでは裏腹な一面をのぞかせた。
「どれが仮面で どれが本音」(SKY-HI『Persona』より引用)
楽曲『Persona』でSKY-HIがつづったように、TAK-YARDにとってもそれは「すべて一緒」ということなのかもしれない。ひとつのキャラクターに縛られず、どんどん殻を破っていくその姿を知れば、さらに彼のとりこになるはずだ。
ヘア/後藤泰(OLTA)メイク/加藤祥子(OLTA)
デザイン/Creative Industry
- TAK-YARD(タクヤ)
- ダンスチーム「BLUE FLAP QUARTET」「SAGGA FLIKKA」に所属。コンテストやクラブイベントに出演し、活躍の幅を広げ、SKY-HIや三浦大知、KEITA(w-inds.)、CODE-Vなどのバックアップダンサーを務める。また、ダンススタジオや専門学校でのレッスン、キッズのコンテストチームをプロデュースするなど育成にも力を入れている。
SKY-HIは“地元の先輩”みたいな存在
- SKY-HIさんはどんな方ですか?
- 初めて会ったのがAAAの振り入れのときで、僕は他のメンバーのトラ(メンバーの代役)で入っていました。日高くん(SKY-HI、左)の役ではなかったんですけど、日高くんの方から話しかけてくれて。すごく物腰が柔らかくて、良い意味で芸能人ぽくないというか…地元の先輩みたいな感じです。
- SKY-HIさんから学んだことはありますか?
- 1回1回の本番に対するエナジーの出し方や、本番へ向けてのテンションの持っていき方ですね。一緒にいると自分も引っ張り上げてもらえます。自分でも、そういうモチベーションの上げ方ができるようになりたいな、と思いますね。
- 思い入れのあるSKY-HIさんの楽曲は何ですか?
- 最近だったら、やっぱり『Snatchaway』ですね。MVでもダンサーとしてすごく踊っている楽曲なので印象深いです。あと『スマイルドロップ』は、初めてBFQでライブ用に振り付けをした楽曲で思い入れがあります。他にもいっぱいあるんですけどね!
- 『Snatchaway』のMVでは、BFQメンバーの名前がテロップで表示されるなど、大々的なフィーチャーのされ方でしたね。
- 日高くんとBFQの5人が一体になったMVに仕上がっていたので、うれしさと、これからも頑張ろうという気持ちになりましたね。
人に思われているイメージの逆を行きたい
- 振り付けをするときに意識していることはありますか?
- 楽曲にもよりますが、ちょっとマニアックな動きが好きです(笑)。
- 「マニアックな動き」というのは?
- 口では説明できません(笑)。それがマニアックな動きなのかな、と思います。攻めるというよりは、「さっきの動き何だ?」みたいに、ホワホワと想像するような動きですね。
- 「何だ、今のは!?」って引っ掛かるような動きがあったらTAK-YARDさんの仕業かもしれませんね。SKY-HIさんの最新アルバム『JAPRISON』では、内なる葛藤を“監獄”という言葉を用いて表現されていますが、打ち破りたい自分の殻はありますか?
- 「TAK-YARDはこういう人」っていうイメージの逆を行ってやろう、という気持ちがあります。クールであまりしゃべらなさそうに思われるんですけど、実際は全然そんなことなくて。そう言われるたびにめっちゃしゃべりますね(笑)。
- あえて逆の行動を取るんですね(笑)。
- あまのじゃくというか…「しゃべりすぎ」って言われたら黙りますし、「スゴいカッコつけてんな、あの人」って思われているなら変な顔をいっぱいします(笑)。いろいろな自分を出せるようにしたいですね。
- BFQの中でTAK-YARDさんは、どういう立ち位置ですか?
- ツッコミ役だと思います。「Kensukeがふざける→俺がツッコむ→MoneyとJUNくんは横で笑っている」という光景がよくあります。
- BFQのメンバーの印象や、役割は?
- 【Kenske】
普段はツッコんでもヘラヘラしているのに、いざ何かをやるとなったら、急に真面目な目つきになるんです。なんか…食えないやつですね(笑)。たぶん頭の中をのぞいたら、回路がめちゃくちゃになっているかもしれない。
【JUN】
普段から一緒にいることが多くて、酒飲み仲間ですね。JUNくんのほうが2歳上の先輩なんですけど、タメくらいの感じで接してくれます。楽にいられる人ですね。
【Money】
SAGGA FLIKKAというチームでも活動していて、一緒に海外へ行くこともあって、濃い時間を過ごしてきた仲間です。同い年なんですけど、馴れ合いすぎないちょうど良い距離感があります。言葉にするのが難しいですけど、友達と家族の間くらいの関係です。 - 昨年末に、SKY-HIさんの楽曲を用いたワークショップツアー『BLUE FLAP QUARTETDANCE WORKSHOP 2018 WINTER』を開催されましたね。実際にやってみていかがでしたか?
- BFQでワークショップをやるときは、ダンスの技術を教えるというより、ダンスそのものに触れてみんなでエンジョイできればいいな、と思って教えています。
たとえば海外のダンサーのワークショップだと「踊れなくて悔しい」っていう気持ちになることもあると思いますが、BFQの場合は「ダンスが楽しい」だけで成立しているのかな、と思いますね。
ありがたいことに、何回も受けに来てくださる方もいるんです。半年〜1年と月日が経ったあいだに、ダンスが前回よりもうまくなっている方もいて。ワークショップをきっかけに、ダンススタジオに通い始めた子もいました。 - BFQのおかげでダンスに夢中になってくれるのは、素晴らしいことですね!
- そうですね! ダンサーにしようと思ってやっているわけではないんですけど、来てくださった方が自然とそういう気持ちになってくれるのがすごくうれしいですね。あとは、ライブ中にも振り付けた楽曲をファンの方が踊ってくれているんです! そういうのを見るとやっぱりうれしくなりますね。
30代の壁を壊すために、今やるべきこと
- 個人の活動について教えてください。
- 基本的にはダンススクールでレッスンをしています。最近は振り付けのクラスをたくさん担当するというよりも、基礎をメインとしたベーシックなクラスをいっぱいやって受け持っていますね。自分のためにもそのほうがいいな、と思って。
- これまでに一緒にお仕事された中で、印象に残っているアーティストはいらっしゃいますか?
- 三浦大知さんですね。感覚が鋭すぎました。
- 「感覚が鋭い」というのは?
- 初めて同じステージに立たせてもらったのが、ファンクラブのツアーで。1公演だけ出られないダンサーがいて、その代役で入ったんです。僕が出たのは1公演だけなんですけど、15、6曲は振り付けを覚えなきゃいけなくて。
- それは過酷ですね…。
- 1ヶ月くらいの期間の中で、毎日振り入れをしてもらって、練習して、立ち位置も覚えて。でも、リハーサルの途中で自分の立ち位置が何番だったのかを忘れたしまったときがあったんです。そしたら、大知さんが踊っている最中に「TAK-YARD、◯番!」ってすぐにマイク越しで教えてくれて。
ダンサーの場ミリ(立ち位置の印)をおそらく全部覚えているんですよね。歌って踊りながら、ダンサーのことまで覚えているのかと思うと、ちょっと恐ろしくなりました(笑)。スゴいです。 - あれだけ激しく動き回るステージの中で、それはスゴいですね。
- はい。リハ中の集中力と感覚は、僕が想像しているよりもはるかに上なのかなと思います。とにかく、その瞬間はびっくりしましたね。
- 今年7月で29歳になるそうですね。30歳を目前にして、活動の展望はありますか?
- いろいろなダンサーがやっているようなことを自分はあんまりしてきてないな、と思っているんです。内容はちょっと詳しく言えないんですけど(笑)。20代前半にやってこなかったことを、今からでもたくさんやりたいな、という気持ちです。早く30歳になりたいですね。そうしたら、大人の色気が勝手に出てくるのかなって。
- こうしてお話ししていると、十分、大人っぽい印象がありますよ!
- 今落ち着いていたら、たぶん30歳の壁は壊せない気がしているんです。そのためには、20代のうちに、もっとわちゃわちゃしなきゃいけないな、と。いい大人になれるように、いろいろと挑戦していきたいですね。
- はじける姿が見られることを楽しみにしています!
- そうですね。お調子者にはならないように、いい感じにはじけられたらな、とは思っていますね!(笑)
サイン入りポラ
今回インタビューをさせていただいた、TAK-YARDさんが所属するBLUE FLAP QUARTETとSKY-HIさんのサイン入りポラを抽選で1名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。
- 応募方法
- ライブドアニュースのTwitterアカウント(@livedoornews)をフォロー&以下のツイートをRT
\平成最後のツアー『The JAPRISON』ファイナル本日終了!/#SKY_HI #BLUEFLAPQUARTET サイン入りポラを1名様にプレゼント!
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 30, 2019
・フォロー&RTで応募完了
・応募〆切は5/6(月)20:00
インタビューはこちら▼https://t.co/4kyrpOJQKP pic.twitter.com/TwoLhFgTL8- 受付期間
- 2019年4月30日(火)20:00〜5月6日(月)20:00
- 当選者確定フロー
- 当選者発表日/5月7日(火)
- 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、個人情報の安全な受け渡しのため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
- 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから5月7日(火)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき5月10日(金)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
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