甥っ子にメロメロ。三森すずこが「笑顔になれる瞬間」

この夏は、「たくさんライブをされているなあ」って思っていましたが、どんな夏になりましたか?(※取材が行われたのは8月上旬)
たしかに、ライブがいっぱいできた夏で……楽しかったですね。今年はとくに、大阪や上海へ行ったり、『コカ・コーラ SUMMER STATION 音楽LIVE』に出演したりと、いろんなタイプのステージに立たせていただいて、夏を満喫した感がありますね。毎週のように歌ったり踊ったりすると、喉もその仕様になってくるんですよね。それがすごく嬉しくて。
歌うことが馴染んでくる?
久々に歌うとピッチが甘くなっちゃったりするんですけど、こうやって頻繁に歌うチャンスがあると、喉の状態が研ぎ澄まされていって、「ああ、また次のライブが早くやりたい!」ってなりますね。
7月に、大阪から始まったライブツアー『Mimori Suzuko Live 2017“Tropical Paradise”』はいかがでしたか?
大阪の当日はもうバタバタで。まあ、いつもバタバタなんですけど(笑)。リハーサルとゲネプロが終わってから、息つく暇もなく「もう本番です」みたいな感じで、生きた心地がしなかったんですけど(笑)。振り返ってみるとすごい楽しかったし、なんか興奮しちゃって……いつもは新幹線に乗るとすぐ寝ちゃうのに、一睡もしないで、ずっとマネジャーと「こうだったね、ああだったね」ってしゃべりながら帰ってきました。
前回お話をうかがった際は、ツアーの次の日は「無になった」とおっしゃっていましたが、今回は違った?
そうそう、今回は元気だったなあって。今年の夏はすごい元気でした。去年は体を鍛えていたんですけど、筋肉が付きすぎて、「筋肉禁止」って言われて、今年は何もしていないんですよね。でも、何もしなくても、食べていれば意外と体力はあるんだーってわかりました(笑)。大阪公演の直前に、神戸牛のステーキを食べたんですけど、そのおかげですごい頑張れたんで、また次もステーキがいいなって思っています(笑)。
『エガオノキミヘ』にちなんで、三森さんが「笑顔になれる瞬間」を教えてください。
前まではもっぱら“食”でしたが……「食べることって楽しいな。一食たりとも無駄にしちゃいけない!」って(笑)。でも最近は、甥っ子が可愛くて。生まれてやっと半年過ぎたぐらいで、無口で全然しゃべらない、泣いたりもしない赤ちゃんだったんですけど、最近になってすごい元気で、かわいくって。
たとえばどんなときですか?
先にお風呂に入っている妹のところへ、甥っ子を裸にして連れて行ってあげようとして、服を脱がせたんですよ。そしたら、すごい笑い出して。「ええ!? めっちゃ笑ってる! わぁー、かわいい!」って(笑)。すっごいかわいいから、妹に動画を送ってもらって、それを見ながら日々頑張っています。
まさに「笑顔になれる瞬間」ですね。甥っ子さんには頻繁に会われているんですか?
そうですね。妹が都内に住んでいるのでちょこちょこ会ったり、毎日のように動画が送られてくるので(笑)、それを見ながら「あぁ、かわいいなあ」って癒やされています。
前回のインタビューでも思ったのですが、三森さんとお話するととっても楽しくて、周りもみんな笑顔になるんですよね。三森さんは自然にそれをされているのでしょうが、周りを笑顔にするために心がけていることなどはありますか?
心がけてるのは……「自分をいい感じに演出しない」っていうことですかね(笑)。もともと照れ屋なので、かわいくしたり、クールにすましたりするのが苦手なタイプなんです。だから、無理して自分をいい感じに演出しようとしても、そういう自分に可笑しくなって「ブフーッ!」って笑っちゃうんですけど(笑)。そういうところが、とくに同性から「壁を作っていない」って思われるのかな?
まさにその通りだと思います(笑)。
中高が女子校だったので、ブリッコしていても、かわいくしていても意味がなくて、「面白い子が勝ち」みたいな、そういうピラミッドの中で生きていたので(笑)。
ピラミッド(笑)。
「自分の面白さで、どれだけ生き残れるか」に、13歳のときから賭けているっていうところがあって(笑)。ただやっぱり、女性として捨ててはいけない部分はあるなーって思うので、そのバランスを大事に生きていますね。
女性として捨ててはいけないところとは?
言葉遣い(笑)。私も「うまい(おいしい)!」とか言っちゃうんですけど、言葉遣いがよくないと品が悪く見えるので、女性としての品は失っちゃいけないなって思っていますね(笑)。

先輩・加藤英美里の“可憐さ”を見習いたい!

ところで以前、三森さんと同じ事務所の後輩・尾崎由香さんにインタビューをしたのですが……。
見ました! 読ませていただきました!
ありがとうございます! そこで、尾崎さんは三森さんが憧れの存在で、「三森さんみたいになりたい」とおっしゃっていて。
その箇所を、「後輩がこう思ってくれてるんだよー」って、親に見せました(笑)。すごい嬉しいですね。“おざぴゅあ(尾崎さんの愛称)”は子どものときから芸能活動をしているので、私なんかより芸歴も下積みも長いし……もともとアニメと違うところで活動していたので、私は勝手に親近感を持っていて。彼女もそう思ってくれてるのかなって思うんですけど。
昔の三森さんと状況が似ている?
そうですね。アニメの文化に詳しくない状態で声優業界に入ってきて、「なんかよくわからないけど、とりあえず頑張ろう!」みたいなところは、昔の自分を見ているみたいで「頑張れー!」って応援したくなりますね。
なるほど。
ただ、彼女は天性の……強運みたいなものを持っていると思うので、「何かを掴むぞー!」って必死になってガツガツするよりは、ふんわり構えていてもらいたいなって思うんです。それでもきっと彼女には良い運がまわって、良いお仕事ができるんじゃないかなと思うので……ギュンって闘志を燃やして、「あれもこれも」みたいになったら、彼女らしさが失われちゃうかなって思うので、「今のまま頑張れー!」ですね(笑)。
尾崎さんが三森さんに憧れるように、三森さんが「こういう先輩になりたいな」って憧れる方は身近にいらっしゃいますか?
声優の加藤英美里さんですね。仲良くさせていただいているんですけど、英美里さんは、ずっと可憐なんです。しかも、英美里さんが人のことを悪く言ったり、ネガティブな発言をしたりしているのを一度も聞いたことなくて。私は「聞いてくださいよー。こんなことがあって腹が立っちゃって!」とか、けっこう言っちゃうんですけど(笑)。英美里さんは「そうなんだ、大変だね、みもりん。でも、こういうこともあるよね」って、すべてを受け入れて、そっと包んでくれるので、素敵だなあと思っていて。
そういう先輩が身近にいらっしゃるのは、ありがたいですね。
本当に。お仕事もパーフェクトだし、現場でお会いしても、「いろんな声が出て、素敵だなあ」っていつも思っていて。大人の女性なのに、いつまでも可憐なんですよね。大人になればなるほど……女性って図々しくなる部分があるじゃないですか(笑)。その図々しさが、英美里さんにはかけらも感じられないところが、本当に見習いたいポイントだなって思います。私なんて、小さい頃からけっこう図々しい部分があるので……(笑)。
(笑)。三森さんは、相変わらず楽しい方だと思いました。
ふふふ。楽しく生きています。
それでは最後に、読者の方にメッセージをいただけますか?
はい。今回はテレビアニメ版『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-』のオープニングテーマということで、劇場版をご覧になった方も、まだ観ていない方も、テレビでたまたま観ようと思っている方にも、作品の世界観と相まって聴いていただけるような曲になったらいいなと思って作りました。歌詞は作品にグッと寄った内容になっていますが、「これは、いろんなことにも当てはまるな」と思っていて……。
いろんなこととは、たとえば?
転校して遠くの学校に行っちゃった子が、久々に友達に会うときや、恋人と復縁したとき……そういった、いろんな状況と重ね合わせられるなと思っているので、作品を知らなくても、「ちょっと切ない曲を探してる」っていう方がいらっしゃったら、ぜひ聴いていただきたいなと思います。
ありがとうございます。今回も楽しい取材で、たくさんパワーをいただきました(笑)。
いやいやいや……曲の雰囲気と私のしゃべりが、今回はとくに合っていない気がしていて(笑)、そこが心配ですね。ありがとうございました!
三森すずこ(みもり・すずこ)
6月28日生まれ。東京都出身。AB型。ミュージカル女優として活動したのち、声優デビュー。代表作は『探偵オペラ・ミルキィホームズ』、『ラブライブ!』、『ゆるゆり』シリーズなど。2015年は『ラブライブ!』の劇中ユニットμ’sのメンバーとして「第66回 NHK紅白歌合戦」にも出場した。ソロアーティストとしては2013年4月に『会いたいよ...会いたいよ!』でデビュー。2017年7月から9月にかけて、大阪と千葉にてライブツアー『Mimori Suzuko Live 2017“Tropical Paradise”』を開催した。

CD情報

8thシングル『エガオノキミヘ』
10月11日(水)リリース!


左から初回限定盤、通常盤

【初回限定盤】(CD+DVD)
¥1,750+税
【通常盤】(CD)
¥1,250+税

サイン入りポラプレゼント

今回インタビューをさせていただいた、三森すずこさんのサイン入りポラを抽選で3名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
ライブドアニュースのTwitterアカウント(@livedoornews)をフォロー&以下のツイートをRT
受付期間
2017年10月10日(火)12:00〜10月16日(月)12:00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日/10月17日(火)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、発送先のご連絡 (個人情報の安全な受け渡し) のため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから10月17日(火)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき10月20日(金)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
キャンペーン規約
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