AEKアテネは8日、イタリア人指揮官のマッシモ・カッレーラ氏(55)の新監督就任を発表した。契約期間は2021年6月30日までの1年半となる。

カッレーラ氏は現インテル指揮官のアントニオ・コンテ監督の右腕としてユベントスやイタリア代表のテクニカルコーチを歴任。その後、2016年にはスパルタク・モスクワの指揮官に就任し、2016-17シーズンには16年ぶりのリーグ優勝に導いていた。

2018年10月にスパルタク・モスクワを解任された後はフリーの状態が続き、今年10月にはアウレリオ・アンドレアッツォーリ前監督の後任を探していたジェノア行きの噂もあったが、新天地はギリシャとなった。

なお、今シーズンをミゲル・カルドーソ、ニコス・コステノグルと2人の指揮官の下で戦ってきたAEKアテネは、今シーズンここまでのギリシャ・スーパーリーグにおいて首位のオリンピアコスと勝ち点10差の3位に位置している。