現在放送中のドラマ「信長協奏曲」(フジテレビ系)をはじめ、映画、ドラマ、CMに引っ張りだこの俳優、向井理(32)。清潔感あふれるルックスと182センチの高身長に加え、明治大学で遺伝子工学を学んだという知的さも加われば、世の女性たちが放っておくわけがない。

 だが、その過去は意外なほどに真逆。かつてギャル男のバイブル雑誌「メンズエッグ」(現在は休刊)に掲載された写真がネット上で発掘されると、その浅黒く日焼けした肌と醸し出すヤンキーぶりに衝撃が走ったのだった。

 また、ブログ上での知的イメージを覆すさまざまな失言も話題になった。例えば「幸いお通夜に出席できました」というのはまだかわいいミス。しかし、向井が追突事故を起こした際に、被害者に対しての言葉も全くなく、「車も自分も無事です」と書いてはひんしゅくを買うのも当然。東日本大震災のお悔やみの言葉も「嘘になるので」といまだ一言もないままだ。これらの失言が原因なのか、先月末には8年もの間続いたブログが閉鎖してしまった。

 CMのように肌のベタつきや汚れは洗い落とせても、過去の失態は流せない。これを機に、これまでの爽やかイメージをぶち壊す真逆のチンピラ役などを演じて、役者の幅を広げてみてはどうだろうか。