ミクシィは先月28日、スマートフォン向けゲームアプリ「モンスターストライク」の中国香港・マカオ向けの事業展開について、中国のTencent社が独占提供することで、同社と基本合意に達したと発表した。同時に公募による新株発行と株式の売出しを行うことも公表した。

モンスターストライクはモンスターを指で弾くことで敵を倒すRPGゲーム。2013年10月にiOS版を、同年12月にAndroid版の提供をスタートし、今年2月15日時点で利用者数が300万人を超えている。

同社はTencent社と組むことで、中国・香港・マカオにおける利用者の拡大を目指す。今後はその他の地域への進出も検討していくという。

また、同アプリの利用者拡大を目的として公募による113万株の新株発行を行い、同社会長の笠原健治氏保有の44万株、同社社長の朝倉祐介氏保有の11万株を売り出す。これにより、調達した資金はTVCMなどの広告宣伝費に充てる。