中国メディア・中国新聞社は19日、中国国内で4年前に購入したiPhone3GSが待ち受け中に突然爆発する事故が発生、アップル社の担当者が「電池の劣化が原因」とコメントしたことを報じた。

 記事は、北京市に住む男性が所有していたiPhone3GSが寝室で突然音をあげて爆発しバラバラになったと伝えた。男性によると「充電も使用もしていない、完全な待ち受け状態だった」とのことで、最後に充電したのは12日の夜だったという。

 爆発したiPhone3Sは男性が2009年に購入したもの。2年後にiPhone4が登場するまで使い、その後は放置していたという。しかし最近になって仕事上の必要が生じ、眠っていた3GSを取り出して使うようになったとのことだ。

 記事は、アップル社の担当者が「純正の充電器を使っていたのであれば、爆発の原因は電池の劣化である可能性が高い。4年使っていれば、どんな製品でも劣化が起きる」とコメントするとともに、2年以上使用した電池については検査、交換を行うよう推奨したことを紹介した。(編集担当:今関忠馬)(写真は中国新聞社の19日付報道)