11月12日にさりげなくアップルストアで発売された WiFi モデルに続いて、iPad mini Retinaディスプレイモデルの 4G LTE対応版 (WiFi + セルラーモデル) は14日から国内で販売が始まります。

10月22日のアップル スペシャルイベント で iPad Air や 新 MacBook Pro とともに発表された iPad mini Retina ディスプレイモデルは、ディスプレイの画素数が従来モデルの4倍にあたる 2048 x 1536 になった iPad mini。

大きいほうの iPad と同じ画素数になり、携帯性と同時に細かい漢字の見やすさや写真の情報量を重視するユーザーには待望の製品です。

一方、Retinaディスプレイ化で重量は従来モデルから約30gほど重い341g (LTE版)になり、大きいほうの最新モデル iPad Air は一気に200g近く軽量化して478g (LTE版) になったため、画面の大きさをとるかサイズをとるかも考えどころ。

iPad mini は携帯性の高さのほか、もっとも安い iPad としてエントリー向けという重要な役割も果たして来ましたが、Retinaディスプレイモデルは最安の 16GB WiFi モデルでも4万1900円、128GBなら7万1800円。WiFi + Cellularモデル (LTE版) は16GB 5万5800円からと従来より高くなりました。

そのためアップルでは、エントリー向けに Retina ではない従来の iPad mini も16GB 3万1800円からで併売しています。大きいほうの廉価版 iPad 2 は16GB 3万9800円。

iPad mini Retina ディスプレイモデル Wi-Fi + Cellular 版の国内販売については、執筆時点でまず KDDI が14日からの販売を正式に発表しています。追記:ソフトバンクモバイルからも発表がありました。同日の11月14日、朝10時に発売。

iPad mini Retina ディスプレイモデルと非Retinaモデル、ついでに Google Nexus 7 (2013) との小型タブレット仕様比較はこちらの記事をどうぞ。