中国メディア・中国新聞社は17日、故障が頻発していた香港ディズニーランドのアトラクション「トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ」で16日に信号故障が発生、乗客が一時宙吊り状態になったと報じた。

 記事は、香港警察当局の情報として現地時間16日午後2時ごろにアトラクションの故障が発生してパラシュート型の乗り物部分が停止、乗客36人が8分間宙吊り状態となったと伝えた。その後修理を施した結果アトラクションは動き出し、乗客は全員地面に降り立った。けが人はいなかった。香港ディズニーの広報担当によると、故障は信号トラブルによるもので、1時間半の修理を経て営業を再開したという。

 「トイ・ソルジャー・パラシュート・ドロップ」は高さ25メートル、乗客が乗ったパラシュート状の乗り物が上空で回転しながら上昇下降するアトラクションで、上空からはパーク内を一望できる。

 記事は、同アトラクションが2011年11月の営業開始後わずか4日で乗客が宙吊りになる事故が発生したほか、その後も信号や安全系統に故障が頻発したと紹介した。(編集担当:今関忠馬)