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NTTドコモから11日に正式発表された「Xperia AX SO-01E」。ソニーモバイルの「Xperiaシリーズ」として、Xi(docomo LTE)に対応しながらおサイフケータイやワンセグ、防水などに対応し、2012年春モデルとして人気モデルとなった「Xperia acro HD」の正当な後継モデルと言えるでしょう。

そこで、今回も以前作成したXperiaシリーズの比較表を更新しました。今回は、Xperia AX以外に、最近の「Xperia GX SO-04D」や「Xperia SX SO-05D」、「Xperia NX SO-02D」、「Xperia acro HD SO-03D」、「Xperia acro HD IS12S」と比較しました。

機種名Xperia AX
SO-01EXperia GX
SO-04DXperia SX
SO-05DXperia NX
SO-02DXperia acro HD
SO-03D/IS12S発売時期2012年11〜12月2012年8月2012年8月2012年2月2012年3月端末画像※クリックして拡大OSAndroid4.0Android4.0Android4.0Android2.3
※4.0にUP予定Android2.3/4.0
※4.0にUP予定サイズ129×65×10.8mm(最薄部8.7mm)131×69×10.5mm(最薄部8.6mm)115×54×9.4mm128×64×10.6mm126×66×11.9mm重さ120g127g95g144g149gディスプレイサイズ4.3インチ4.6インチ3.7インチ4.3インチ4.3インチ画面解像度1280×720(HD)1280×720(HD)960×540(QHD)1280×720(HD)1280×720(HD)CPU1.5GHzデュアルコア
(Snapdragon S4)1.5GHzデュアルコア
(Snapdragon S4)1.5GHzデュアルコア
(Snapdragon S4)1.5GHzデュアルコア
(Snapdragon S3)1.5GHzデュアルコア
(Snapdragon S3)RAM1GB1GB1GB1GB1GBROM16GB16GB8GB32GB16GB外部メモリーmicroSDHC
(最大32GB)microSDHC
(最大32GB)microSDHC
(最大32GB)非対応microSDHC
(最大32GB)メインカメラ1,300万画素BSI
1080p動画撮影
HDR撮影1,300万画素BSI
1080p動画撮影810万画素BSI
720p動画撮影1,210万画素BSI
1080p動画撮影1,210万画素BSI
1080p動画撮影フロントカメラ31万画素130万画素130万画素130万画素130万画素無線LANIEEE802.11a/b/g/nIEEE802.11a/b/g/nIEEE802.11a/b/g/nIEEE802.11b/g/nIEEE802.11b/g/nBluetooth4.03.13.12.1+EDR2.1+EDR外部端子microUSB
3.5mmオーディオジャックmicroUSB
3.5mmオーディオジャックmicroUSB
3.5mmオーディオジャックmicroUSB
3.5mmオーディオジャック
microHDMImicroUSB
3.5mmオーディオジャック
microHDMILTE○(下り最大100Mbps/上り最大37.5Mbps)○(下り最大75Mbps/上り最大25Mbps)○(下り最大75Mbps/上り最大25Mbps)××防水/防塵○/○
(IPX5/7,IP5X)×××○/-
(IPX5/7.-)おサイフケータイ○○○×○ワンセグ○×○×○赤外線通信○×○×○NFC○××××電池容量(着脱)1,700mAh(可)1,700mAh(可)1,500mAh(可)1,700mAh(不可)1,840mAh(不可)その他BRAVIA ENGINE 2
Clear Audio +
Superior AutoBRAVIA ENGINE
Clear AudioBRAVIA ENGINE
Clear AudioBRAVIA ENGINE
Clear AudioBRAVIA ENGINE
Clear Audio※データについてお気づきの点がありましたらコメントにてお知らせいただけると大変嬉しいです。

Xperia GX/SXとの違いは主に防水・防塵仕様である点と、NFCの有無、それに下り最大100Mbpsに高速化されたXiへの対応/非対応となります。

NFCに対応したことでAndroid Beamなど新しい機能が使えるほか、ドコモが新たに提供するサービス「かざしてリンク」に対応し、端末をNFC対応機器に”かざして設定”したり”かざして情報を読み取る”というような使い方ができるようになりました。また、来年上半期に始まるNFCを利用した決済サービスにも対応する予定です。

高速化されたXiについては対応したエリアのみで利用可能である点に注意が必要で、当初は新潟県新潟市の一部、富山県富山市の一部、石川県金沢市の一部、福井県福井市の一部、、愛媛県松山市の一部、愛媛県松前町の一部、徳島県徳島市の一部、徳島県藍住市の一部、香川県高松市の一部、香川県綾川町の一部、高知県高知市の一部、沖縄県那覇市の一部がエリアとなります。もちろん今後順次拡大される予定です。

細かいところでは、通知エリア部分でのトグル設定の項目が増え、より実用的になりました。テザリングや画面の明るさ設定も可能なので、以前よりも格段に使いやすさが増していると思います。



発表会で実機に触れた感想としては、軽くて持ちやすいということと、カラーバリエーションが豊富で選びやすいということ、それとやはりアーク形状はスタイリッシュで格好良いなと感じました。一方、側面の質感がちょっとだけチープに感じたり、液晶が従来モデルよりも黄色味が強く暗めな印象も受けました。Direct Touchなど新しい技術を採用したことの副作用かもしれないですね。ただし外光下では見やすく、またタッチ精度も向上しているとされていますので、得意・不得意があるのだと解釈しています。

総合的には、持ちやすいボディー、ちょうどよいディスプレイサイズ、無難なスペック、機能全部入り、豊富なカラーといったところで、尖ったところはないけれど、万人受けしそうな手堅い機種だと感じました。



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Xperia AX SO-01Eを過去のXperiaスマートフォンと比較してみた | ゼロから始めるスマートフォン

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