現地時間11月15日に開催される北中米ワールドカップ・アジア最終予選(C組)の第5節で、勝点10で首位の日本は、同3で6位のインドネシア代表と敵地で対戦する。
前日の14日にはC組の他の試合が行なわれ、オーストラリア対サウジアラビアは0−0でドロー、バーレーン対中国は後者が1−0で制した。
この結果、2位のオーストラリア、3位のサウジアラビア、4位の中国が勝点6で並び、バーレーンが勝点5で5位に。大混戦となるなか、韓国メディア『dailian』が「日本の一人勝ち。最下位まで諦められないワールドカップ予選Cグループ」と見出しを打った記事を掲載。「カオスだ」と驚きをもって伝えている。
「1位は日本。3勝1分、それも4試合で15得点1失点という圧倒的なパフォーマンスで、ワールドカップ出場を早期に確定させる勢いだ。注目すべきはその下のチームだ。勝点3差以内に5チームが集まり、激しいバトルを繰り広げている。当初は日本とオーストラリアが首位を争い、サウジアラビアが牽制する流れが予想された。しかし、オーストラリアとサウジアラビアが後れを取り、まさに混戦の様相を呈している」
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『dailian』はそのうえで、韓国人のシン・テヨン監督が率いるインドネシアに着目。強豪のサウジアラビア、オーストラリア相手に勝点1を掴んで迎えたバーレーン戦は、終了間際の90+9分に失点し、惜しくも2−2で終わった事実を強調している。
「彼らは不運が続いている。グループリーグ序盤、2分けで順調なスタートを切ったインドネシアは、バーレーンとの第3戦で、アディショナルタイムのドタバタにより、せっかく掴みかけた勝利を手放してしまった。続く中国戦も内容は勝点3を取るのに十分だったが、決定力不足で1−2で敗れ、C組で唯一未勝利だ。3分1敗で最下位に低迷している。
15日午後9時に行なわれる日本とのホームゲームも負担だ。しかし、シン・テヨン監督の指揮の下、勝点1でも得られれば、インドネシアも順位の上昇を期待できる」
もし仮に、日本がジャカルタで敗れれば、C組の混沌はより大きなものとなる。決してそんな状態にはさせず、2位との勝点差を7に広げ、一人勝ちの構図をより明確にできるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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