北中米ワールドカップ・アジア最終予選は全日程の半分を消化。各グループで第5節を終え、力関係も見えてきた。
序列が定まりつつあるなか、韓国メディア『マイデイリー』は「やはりトップシード! 韓国・日本・イラン、無敗でグループ首位→早期本選進出の可能性UP」と題した記事を掲載。最終予選の組み合わせでポット1に入った3か国の戦いぶりを報じた。
「最終予選でトップシードを獲得した韓国、日本、イランが順調だ。全日程の半分を消化し、無敗で各グループの首位に立っている。堅実な戦力を誇示し、本大会へのストレートインに迫っている」
A組のイラン、B組の韓国、C組の日本はいずれも4勝1分の戦績で勝点13。グループの先頭を走っている。
イランはキルギス、UAEに勝利して連勝スタート。ウズベキスタンとはスコアレスドローも、カタールと北朝鮮を連破した。韓国はパレスチナと引き分けてドロー発進だったが、その後はオマーン、ヨルダン、イラク、クウェートをくだして4連勝を飾った。
日本は中国、バーレーン、サウジアラビアから白星を挙げて3連勝を達成。オーストラリアに1−1で引き分けた後、インドネシアから3ポイントを手にした。
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その日本は韓国、イランと比べ、圧倒的な数字を叩き出している。ここまでの5試合で計19得点、失点はオウンゴールの1点のみ。得失点差は驚異の+18だ。『マイデイリー』も「スタートから猛烈な攻撃力を見せた」とし、図抜けた強さに言及する。
「ホームで中国を7−0で大破。アウェーでバーレーンを5−0、サウジアラビアを2−0で破った。ホームでのオーストラリア戦は1−1で連勝にブレーキがかかったが、アウェーでインドネシアに4−0と完封し、復活を遂げた。
強大な戦力を誇り、“脱アジア級"のパフォーマンスで大きな注目を集めている。“死の組”と評価されたC組でも全く問題なく1位を確定させている。いずれも勝点6のオーストラリア、サウジアラビア、中国に勝点7差をつけて本戦行きを予約している」
日本を含め、韓国、イランも現在の好調を維持し、早期にW杯出場権を手にできるか。後半戦の一発目となる第6節で、日本は中国と、韓国はパレスチナと、イランはキルギスと相まみえる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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