日本ハムのドラ5位・山縣の魅力は守備力
10月24日に開催された「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」で、日本ハムが5位で指名したのは“守備職人”だった。早大では主に二遊間を担った山縣秀内野手。その華麗なプレーが、入団前から「ハンパない」「守備バケモン」と注目を集めている。
早大では2年春からベンチ入り。4年春にはリーグ戦でベストナインに輝いた。広角に打ち分ける技術でリーグ通算44安打を記録。シュアな打撃も魅力だが、その真骨頂は、やはりフットワークを最大限に活かした守備範囲の広さだ。2年時から小宮山悟監督に「六大学でも一番のショートになる可能性があります」と言わしめていた。
日米野球の函館開催に尽力した早大OBである久慈次郎氏の野球殿堂入り65周年を記念して、日本ハムの本拠地・エスコンフィールドで行なわれた「北海道ベースボールウィーク2024」(8月30日〜9月1日)。東京六大学の選抜チームと日本ハム2軍の試合に出場した山縣は、持ち前の遊撃の守備で観衆を魅了した。
「パーソル パ・リーグTV」は三遊間への当たりを逆シングルで捕球し、ジャンプしながら二塁へ送球するプレーを紹介。ドラフト会議当日もその高い守備の技術はファンの間で話題となり、「凄すぎます」「めちゃくちゃうめぇ! 忍者守備サイコー」と、ファンが驚愕のプレーに胸を躍らせた。ドラフト5位の守備職人は、ルーキーイヤーから躍動するだろうか。(Full-Count編集部)