[画像] 【中野タワマン・ハサミが刺さり死亡】家賃30万超の新築物件に住む若手エリート公認会計士に何が? 「振りかざしたら刺さってしまった」という交際相手の佐藤琴美容疑者(25)にDVの可能性

「パートナーとけんかしてハサミで首を刺した」──9月16日、東京・中野区のタワーマンションの一室で公認会計士、構谷侑也さん(26)が首をハサミで刺されて救急搬送され、その後病院で死亡が確認された。その場にいた交際相手の佐藤琴美容疑者(25)が殺人未遂の現行犯で逮捕された。

【写真】事件現場となった中野区の高級タワーマンション

「警視庁の取り調べに、佐藤容疑者はしっかりと応じています。事件の直前から何らかの理由で電車の中で口論になった。自宅マンションに戻っても収まらず、もみ合いに発展。佐藤容疑者は『握力で勝てなかったので、ハサミを出したら言うことを聞くと思った。振りかざしたら首に刺さってしまった』と話しているといいます。

 2人は、構谷さんが容疑者に告白したことで、今年3月から交際関係にあった。容疑者は『日頃から、ささいなことでけんかすることはよくあった。時には(私が)平手打ちしたり、殴ったりすることもあった』とも話しおり、詳しい経緯について、調べが続いています」(大手紙社会部記者)

 部屋から、凶器となった15〜20cmほどのハサミも押収されている。何故、将来有望だった公認会計士が若くして亡くなるという悲惨な事件が起きてしまったのだろうか。

 現場となった構谷さんが住んでいた地上37階建てのタワーマンションはJR中野駅と直結しており、今年2月に竣工されたばかりだ。24時間有人管理でセキュリティー面も充実しており、事件と同じ階の1LDKの部屋が37.9万円で貸し出されていた。
 構谷さんが所持していた公認会計士の資格は、医師、司法試験と並ぶ国内の最難関資格の一つだ。協会ホームページによると、構谷さんは2020年に合格していることが確認できる。この年は1万3231人の受験者のうち、合格者は1335人で合格率はわずか10.1%だ。合格者は、スペシャリストとして、監査、会計、税務などの分野で専門知識を活かして活躍しており、引く手あまたの職種だ。

 さらに構谷さんは、大手の会計事務所に所属していた。

 事務所に取材をすると、「構谷さんは弊社の職員でしたがお亡くなりになりましたので、その日をもちましてご退職されております。私どもが言えることは、故人のご冥福を心よりお祈りすると共に、ご遺族の皆様には謹んでお悔やみ申し上げます。警察の捜査中のため、これ以上のコメントは控えさせていただければと思います」(広報担当者)とのことだった。

 なぜ将来有望だった構谷さんは、志半ばで亡くならなければならなかったのか。ハサミで刺して、死なせてしまった佐藤容疑者は「彼への好意は変わらない」とも供述しているという。

「警察は佐藤容疑者に殺人未遂罪を適用しており、『かざしたら刺した』という容疑者の供述を鵜呑みにせず、殺意があったと疑っているわけですから、相当危険な刺さり方をしていたようです。日頃から手をあげていたという、容疑者の供述も気になります。今後、殺人容疑に切り替えて慎重に捜査が進められることになります」(前出・社会部記者)

 当日、若い二人の間で何があったのか。真相究明が待たれる。

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