【AFP=時事】
ブラジル警察は、高齢男性の遺体を車いすに乗せて
銀行を訪れ、男性名義で融資を受けようとした女を逮捕した。
事件は16日、リオデジャネイロ(
Rio de Janeiro)の銀行で発生。女は男性を乗せた車いすを押して来店し、男性名義で融資を申し込んだが、不審に思った行員が
緊急通報した。
警察によれば、現場に到着した救急隊員が、男性の死亡を確認した。
リオ西部バング(Bangu)地区の警察は、
詐欺による
窃盗未遂と遺体を冒涜(ぼうとく)した容疑で女を逮捕したという。
男性が死亡した経緯と日時については捜査が進められている。
現地
メディアによれば、女は68歳の男性のめいを名乗り、男性名義で1万7000レアル(約50万円)の融資を受けようとした。
捜査主任のファビオ・ルイス氏はニュースサイトG1に対し、「(容疑者の)女は男性が融資申込書に署名しているように見せ掛けようとした」「だが、男性は銀行に入った時、既に死亡していた」と述べた。
女は、容疑を否認している。
【
翻訳編集】AFPBB News
■関連記事
・
ロッカー式墓地に女性閉じ込め、10時間後に救出 ブラジル・
列車のトイレに遺体、気付かれず900キロ移動 インド・
インドネシアの先住民が大切に保存する祖先のミイラ