「チャレンジしていきたい」…ペルー戦へ意気込む伊東純也、継続予想の4−1−4−1は「やりやすい」

　日本代表に招集されているFW伊東純也（スタッド・ランス／フランス）が、ペルー戦に向けた意気込みを語った。

　日本代表は20日に行われる「キリンチャレンジカップ2023」でペルー代表と対戦。かねてから苦手としている南米勢を相手に、15日のエルサルバドル戦（6−0○）に続く連勝を目指す。日本代表を率いる森保一監督は、前日会見にて「選手は大幅に代えて臨みたいと思います」と明言。エルサルバドル戦で出番のなかった伊東の起用も予想されている。

　ペルー代表は、最新のFIFAランキングで日本の1つ下の21位につけており、直近で行われた国際親善試合では、韓国代表を1−0で下している。伊東は対戦相手の印象について「強いチームだと思います。対戦成績も負け越しているはずですし、南米のチームなので力はあると感じています。守備をしっかり固めてくるチームなので、難しくなると思います」とコメントしつつ、試合に向けた意気込みを次のように示した。

「奪った後とか、サイドバック（SB）の裏のスペースとかが空いているという報告もあるので、そういったところを狙っていければと思います。チャンスは少なくなると思います。でも、そういったチャンスをしっかり決め切るところだったり、前回コロンビアやウルグアイと対戦した時も攻撃の回数は少なかったので、そういった強い相手に攻撃できるようにというのは必要だと感じています。良い相手にしっかりチャレンジしていきたいです」

　大勝した前回のエルサルバドル戦では、4−1−4−1のシステムを採用した日本代表。森保監督は前日会見にて「今のところは同じようなシステム上のカタチで」などとコメントし、4−1−4−1の継続を示唆している。伊東はこのシステムについては次のように語っている。

「4−1−4−1では2シャドーがいるので、SBが開いても中にアンカーとシャドーがいて、ウイング（WG）がサイドに張っていてという形で、良いバランスでボールが回せるんじゃないかと思います。いろいろなことを試すのはいいことかなと思いますし、個人的には4−1−4−1はやりやすいと感じています。ボールの回し方的に4−1−4−1だと、サイドは幅を取って受けることが多くなるので、そこから何でもできるというか、コンビネーションや縦への仕掛けができる形が多くなると思います。個人的には結構好きですね」

　伊東のプレーにも注目が集まるペルー戦。キックオフは18時55分予定となっており、試合の模様はTBS系列で全国生中継される。