吉岡里帆が、7月15日放送の『あさイチ』(NHK総合)で、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)に何度も挑戦していたことを語った。

 吉岡は2015年放送の朝ドラ『あさが来た』に出演したが、同作のヒロインオーディションを一度受けて落選したものの、後から別の役柄に決まったという。「毎年コンスタントにオーディションを受けていて、狭き門なので、出られたのが今でもウソみたいというか、奇跡みたいな気持ちです」と回想。

 さらに「『あさが来た』の前、さかのぼって3年前ぐらいの作品は全部受けていた」と複数の朝ドラオーディションに挑戦していたという。なかでも、2013年放送の『あまちゃん』については「私そのときに大失態しているんです」と明かす。

 同作ヒロインの天野アキが驚いたときなどに言う口癖「じぇじぇじぇ!」で「キャラクターの気持ちを表現する」という課題が出されたという。その際に吉岡は「全部、『じぇ』『じぇ』とやっちゃった」と、すべての言葉を『じぇ』の一言のみで表現してしまい、「それで落ちるというのがありました」と苦笑。

 周囲の参加者について「『あの子、絶対失敗してるな』というような空気を感じて、『やっちゃった〜』と、すごく恥ずかしかった記憶がある」と振り返った。

 吉岡の話にSNSではさまざまな意見が書き込まれた。

《吉岡里帆ほんとに、朝ドラで人生変わったよね》

《吉岡里帆があさイチに出てるんだけど、あさが来たの映像が流れて「あー、田村宣!」と鮮明に思い出せた》

《吉岡里帆も朝ドラ主演して欲しい》

「吉岡さんは同番組で、『あさが来た』について『感動したのが、役柄で初めて街の方に声をかけていただいたっていう体験をした』と回想。『大阪で撮影中に近所の方が『撮影、頑張ってんの?』みたいな。役を通してみなさんに温かく迎え入れていただいた感覚がありました』と振り返っていました」(芸能ライター)

 ヒロインではなかったが、朝ドラに出られた経験はかけがえのないものとなったのだ。