ロボットエバンジェリストの西田です。わーわー

ダンボールを材料にしたロボット「embot」の製品版が、ついに9月13日に発売しました! embotは、こども向けのプログラム学習用のロボットで、素材にダンボールを使うことで、子供たちが改造したりしやすくしているのが特徴です。販売価格は、4,800円(税抜き、送料別)で、公式サイトにて本日より販売されています。


▽外部リンク:

embot 公式サイト


編集部でも、製品版を事前に入手したので、さっそくレポートしたいと思います! 以前先行体験版のレビューを行いましたが、製品版になってどこが変わったのかなどの情報も交えてお伝えしていきます。



西田めも:
発売直前のバージョンを頂いたので、一部製品版と違う可能性があります。マニュアルについては、プリンターで出力したものを用意しましたが、本当はカラー印刷で同梱されるそうです。



●早速作ってみよう!

それでは、早速作ってみたいと思います!



前よりダンボールの質が良くなっている感じがします



組み立てマニュアルに従って、アプリをインストールします



今回は、アプリがインストールされたiPadをお借りしました



パソコンからスペシャルサイトを開きます。URLが書いてあるの嬉しい



西田めも:
スペシャルサイトをスマホで開いてしまうと、アプリを操作する場面で困るので、パソコンでの閲覧をおすすめします! URLが若干紛らわしいので注意してください。



それでは、アプリマニュアルを見ながら、ユーザー登録をしていきましょう。



アプリマニュアル



パソコンでURLにアクセスして、「はじめての方はこちら」を押したら、ユーザー登録に行けました



西田めも:
説明書に注釈がありますが、自分でアカウント名を決めて入力する必要があります。説明書にパスワードをメモする場所があるので、パスワードの内容には気をつけて下さい。あと、「自己紹介」があるのが気になります。もしかして、子供の名前がどこかに公開されたりしてしまうのでしょうか。子供の場合、住んでいる場所や学校名を書いてしまう可能性もあるので、登録させるときには注意しましょう。





ユーザー登録が終わると、無事サイトにログインできました

●組み立て開始!

準備が終わったので、組み立てをはじめましょう!



まずは「かお」から作る



西田めも:
ムービーマークがある箇所は、まずムービーを見てから作業した方が作りやすいです(どの部品を使っていいかわからなかったりします)。説明書には、一部の工程しかムービーがないように見えますが、実際には全行程がムービーになっているので、ムービーを見ながら作りましょう! 以下のレポートは説明書見ないで作ってます。





これが「かお」の部品です



捨てる部品に✕が付いているので、安心して作れます(ついていないのもある)



「かお」完成! 先行版と違って、ヘアピンは使いませんでした



西田めも:
先行版にくらべて、折り目をまっすぐつけるのが簡単になっています! 子供でもうまく作れそうです。あと、部品を外すときには手でやっても端っこが切れてめくれなくなりました! これは嬉しい改善点です! のりを使う場所も一部しかないですし、改良されている感じがしますね!





ムービーを見ながらサクサク作っていきます



コアが可愛くなってます! しかも電池ボックス内蔵です



西田めも:
先行バージョンと違い、電池の蓋がネジ止め式じゃなくなっています。電池飲んでしまったりしないように、小さいお子さんがいる方は注意して下さいね!





体ができたので、最後は「うで」を取り付けます。前向きと横向きが選べますよ!



完成! 好きなロボットに改造するのも楽しそうですが、とりあえず普通に作りました。



西田めも:
作り終わったときに、サーボに付いてきたネジやプラスチックの部品、LEDのパーツがあまる件については、どこか目立つ場所に書いておいてほしいと思いました。



●早速動かしてみよう!

用意ができたので、早速動かしてみましょう。今回は、iPadで試しました。



アプリを起動すると、レベルが選べます



レベルによって、画面のレイアウトや使える命令が違うようです



ブルートゥースでembotと接続します



はじめてのプログラム完成!



スペシャルサイトには、プログラムの方法も動画で用意されています



プログラムを覚えたらドリルに挑戦!



せいせき表では、自分の得点をみることができます



オンラインで認定書も発行できます! これは子どもたち喜びそう(※ 2018年9月14日17時 古い認定証が掲載されていたため画像を差し替えました)



こうおもった:
ロボット自体は、腕が動いてLEDが点灯するだけ・・・なのですが、ダンボール製なので簡単に改造できるのと、コンテンツが充実しているので、楽しめそうです。4,800円(税抜き、送料別)と、値段が安いのもいいですね!


(西田 寛輔)