セネガル戦も引き分け、決勝トーナメント進出への期待が高まるサッカー日本代表。大会直前での監督交代、壮行試合での惨敗と大会前は諦めムードが漂っていたが、それを払拭したのはこの男だろう。コロンビア戦で勝ち越しゴールを決めた大迫勇也選手(28)だ。
W杯でアジア勢初の南米チームへの勝利という歴史的快挙の立役者となった大迫。その活躍ぶりに日本中が歓喜! 高校時代に対戦相手の選手が叫んだ言葉「大迫半端ないって〜!!」は一大ブームとなり、すでに今年の流行語大賞候補ともいわれている。そんな大迫を陰で支えるのが、モデル出身の妻・三輪麻未さん(29)だ。
三輪さんをよく知る高校時代の友人は「女子グループの中心的存在。可愛いし、男子人気も凄かった」と語るが、いっぽうでは大迫顔負けの“半端ない”一面もあったという。三輪さんは当時モデルを務めていた雑誌のインタビューでこう語っている。
「純粋ぶっているわけじゃないけど、結婚するまでは純白でいたいの。(中略)いまは将来のためにできる限りのことをして、オトナになってから麻未を成長させてくれる人とめぐり会いたい。それで、いちばん好きな人と結ばれたいんだよね」(Popteen・06年11月号)
今どき珍しい“純白宣言”! だが、大迫はそんな彼女が貫こうとする“ポリシー”を尊重していたという。その象徴的な出来事を当時のファンが目撃していた。
「大迫選手が鹿島アントラーズに在籍していた13年のあるオフ日に2人で出かける姿を見たことがありました。手をつなぐなどラブラブだったのですが、大迫選手は彼女を家まで送り届けると何もせず帰っていったのです。当時からきっと、2人での将来を見据えていたのでしょうね」
三輪さんもそんな大迫の思いに応えるべく、献身的なサポートを続けてきた。2人をよく知るサッカー関係者はこう語る。
「当時、大迫選手は茨城県にある鹿島の独身寮住まい。三輪さんは東京でモデルをしていましたが、あえて彼の寮から10分ほどの庶民的なワンルームマンションを借りていたのです。都内で活動をする三輪さんにとって、茨城と都内の往復は大きな負担だったはず。それでも彼女は『自分の仕事を二の次にしてでも彼を支えたい』と考えていました」
12年のロンドン五輪で代表落ちしたときも、ドイツリーグで出場機会に恵まれなかったときも、三輪さんはそばによりそって大迫を励まし続けた。そんな二人三脚の日々が大迫を復活させた。
「海外移籍を決断できたのも、三輪さんの支えがあってこそだと思います。妻のサポートに報いたいという気持ちが大迫選手の原動力となっているのでしょう」(前出・サッカー関係者)
妻の“半端ない”献身愛を受けて、大迫はポーランド戦でもゴールを目指す!!