平田機工はインターネットイニシアティブ(IIJ)とIoT(モノのインターネット)技術を利活用した協業を始める。平田機工が提供する生産設備にIoTセンサーを組み込み、IIJのIoTサービスなどを活用。生産設備や生産ラインの効率的な運用管理を行う。

 IoTセンサーで生産設備機器の故障を予兆検知し予防処理や予防保全につなげる。生産設備の運用状況に関する情報は、クラウド上に収集し可視化する。

 インターネット上のポータルサイトで一元運用管理してリモートメンテナンスが可能。海外工場の遠隔管理にも対応する。

 生産ライン全体の稼働状況を総合的に分析。保守計画や生産管理の最適化を見据え開発や製造プロセスを高度化できる。同社は「高度なIoTサービスと直結した生産設備になることで、これまで以上に運用効率が高いスマートファクトリーが期待される」としている。