フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』は9日に2017年のバロンドール候補選手30名を発表した。このリストに名前の挙がった30名は全員ワールドクラスの実力者だが、まだレアル・マドリードFWクリスティアーノ・ロナウドとバルセロナFWリオネル・メッシには敵わないのだろう。

今回の候補者30名発表を受け、メディアの中にはバロンドールを誰が受賞すべきかアンケートを取っているところもある。そこでも人気なのはロナウドだ。スペイン『MARCA』のアンケートでは、ロナウドがバロンドールにふさわしいと答えた者が62%、それに次いでメッシが28%と2人でほとんどの票を得ている。

英『sky SPORTS』でも1番人気はロナウドと変わりなく、やはり昨季チャンピオンズリーグ制覇と得点王まで獲得したロナウドが受賞するにふさわしいのかもしれない。仮にロナウドが受賞すれば昨年に続いて5度目となり、受賞回数がメッシと並ぶ。

ロナウドが初めてバロンドールを獲得したのが2008年、メッシは2009年で、そこからは2人が同賞を分け合ってきた。今回もロナウドが受賞するのであれば、本当に10年間バロンドールを2人で支配したことになる。その座をネイマールやエデン・アザールらも狙っているが、まだロナウドとメッシには届かないか。