「ゲームに夢中になって、アイテムに課金し過ぎてしまった」「アプリの機能を上げたくて無計画に課金を続けていたら、多額の請求が来てしまった」――。こうした、"いつの間にか課金"で失敗した経験がある人は多いと思います。ここでは、iPhoneで課金ができないよう強制的に設定する方法をご紹介します。

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アプリ内課金を制限する

アプリ内課金を制限するには、「設定」の「機能制限」画面から「App内課金」のスイッチをオフにします。これで、アプリ内で有料アイテムを選択しても、支払画面に進まなくなります。

▲「設定」を開き、「一般」をタップ(左)。「機能制限」をタップする(右)

▲「機能制限」画面が表示された。「機能制限を設定」をタップ(左)。画面の指示に従い、パスコードを入力する(右)

このパスコードは、「機能制限」画面を再表示したり、制限を解除したりする際に必要なので忘れないようにしましょう。

▲画面を下にスクロールし、「App内課金」のスイッチをオフにする

これで、アプリ内課金ができないようになりました。通常、アプリ内で有料アイテムを選択し「課金する」をタップすると、課金の確認画面が表示されます。しかし、アプリ内課金を制限すると、購入画面に進まなくなり、「App内課金アイテムの購入は許可されていません」という画面が表示されます。

▲有料アイテムを選択し、「課金する」をタップしても購入画面に進めなくなる

有料アイテムを選択したときに購入画面が表示されないと、「この機能は本当に必要なのか」と冷静に考える手助けになります。ゲームに夢中になったとき陥りがちな、"いつの間にかアイテムを購入していた"という事態を避けることもできそうです。

本当に有料アイテムが必要になときは、アプリ内課金の制限を解除しましょう。「App内課金」のスイッチが表示されている「機能制限」の画面を開き、「機能制限を解除」をタップします。

▲「機能制限」画面で「機能制限を解除」をタップ(左)。機能制限を設定した際に作成したパスワードを入力する