(台北 30日 中央社)行政院(内閣)の徐国勇報道官は30日、今年5月から台湾高速鉄路(高鉄、新幹線)のトンネル内に通信ケーブルを敷設する工事を始めると明かした。今年8月に開かれるユニバーシアード台北大会前にも全線でWiFi(無線LAN)による通信サービスの提供が開始される見込み。

同院では公共の場での快適な通信環境整備に取り組んでいる。関係者は、台湾桃園国際空港や台北松山空港、一部鉄道の駅、ユニバーシアードの会場などを含めた多くの場所で無料WiFiシステム「iTaiwan」が利用できるようになるとしている。

(顧セン/編集:齊藤啓介)