(台北 2日 中央社)米国の非政府組織(NGO)「フリーダムハウス」が現地時間1月31日に発表した2017年の「世界の自由」報告の自由度格付けで、台湾は2006年以来11年ぶりに最高評価を獲得した。この結果を受けて総統府は1日、「台湾が民主、自由、人権を長年追い求めてきたことが国際社会で誰の目にも明らかになったことの証明」だとコメントした。

評点は100点満点中91点。米国の89点を上回った。「政治的権利」と「市民の自由」の格付けでも、最高評価を得た。市民の自由は前回より評価が向上した。

同団体は、市民の自由の評価が改善された理由について、近年においてメディアの独立性と学問の自由が見て取れたためだと説明した。

格付けは世界の195カ国、14地域が対象。

(鄭景ブン、鄭崇生/編集:名切千絵)