本日(12月27日)、都内某所でサッカー日本代表・長友佑都選手による新刊『長友佑都のヨガ友』 の発売を記念した記者会見が開催されています。


同書には、子どもから大人まで幅広い年代が実践できるオリジナルヨガが掲載されているそう。長友選手自らがモデルとなり、DVDと連続写真やポイント写真でわかりやすく紹介されているとのことです。

記者会見では、長友選手本人がオリジナルヨガ『ヨガ友』の誕生秘話を語ってくれたり、習得するためのコツを紹介してくれるらしい。それだけでなく、実演もしてくれるというのです。
というわけで、この会見へ行ってまいりました!

毎日ヨガをするし、時間がある時は平愛梨もヨガをする


ちなみに「ヨガ友」とは「長友佑都選手のオリジナルのヨガ」という意味も含まれているようです。



長友 ヨガを始めて、自分のプレイだったり精神面だったりに効果を感じています。日本代表の合宿でもいつも通り練習でヨガをやっていたら、清武や岡崎や香川などみんなでやるようになり、それがすごく好評で。アスリートだけじゃなく一般の方にも間違いなくこれは効きます。体だけじゃなく、精神面でも間違いなく効果があると思ったので、出版という形にさせていただきました。
――そもそも、長友選手がヨガを始めたきっかけは何だったんですか?
長友 ケガが多くなった時期、肩の脱臼を何回もして、体が固まりました。筋トレはもちろん大事なんですが、筋トレをやりすぎて体を固めすぎてしまい、それがケガにつながりました。でも、それからヨガを始めたら体がすごいしなやなになったんです。ケガもすごい減りましたし、コンディションや精神面の部分でも効果が感じられたので、今もやり続けています。
――なぜ、「ヨガ」ではなくて「ヨガ友」とはなんですか?
長友 この本は、ヨガだけではなく今まで僕が積み重ねてきた体幹トレーニング、ヨガ、ストレッチ、あと瞑想というか「マインドフルネス」というのもやってまして、それら全てを合わせてオリジナルのものとして作っているので、僕の名前にかけました。あと、これを通じて友を増やしてほしいという思いも込めました。
――長友さん自身は、いつ「ヨガ友」をされるんですか?
長友 僕はもう、毎日ですね。練習場でも練習前と終わった後にやって。だからインテルの選手もみんな奇妙に思ってまして、たまに「一緒にやらしてくれ」と言ってきてやったりしますね。
――ちなみに長友さんといえばすごくハッピーな話題がありまして、平愛梨さんも一緒に「ヨガ友」をされたりするんですか?


長友 そうですね。僕が毎日やっているので、時間がある時はやったりします。
――変化はあったとおっしゃっていましたか?
長友 もともと彼女は体が柔らかいんですけど、ヨガをやり始めてより一層柔らかくなったと言ってました。

長友佑都が、実際に「ヨガ友」を披露!


ここからは、実践編! 「ヨガ友」を監修した東急スポーツオアシス・竹口正範さんが登壇し、竹口さんの生徒さんがチャレンジします。

●「アラウンド・ザ・ワールド」
あぐらをかいて、かかとを体のセンターに持っていく(窮屈に感じる人は、横にずらしてもよい)。左手はマットに起き、右手は人差し指と親指で輪を作る。この状態から、自分のお腹の方に内捻りをして、左側の方へ体をしならせて、らせんを描くようにうしろへ反っていく。そして、もう一度膝の上へ戻す。そして、これを今度は左手でも行う。




生徒さんの中には体がだいぶ固そうな人もいるも、その人に向かって「気持ちわかります。僕、ここ4回くらい脱臼してて、痛くて全然動かなかったんです。でも、やればできます!」と声をかける長友選手。


これを行うことで肩甲骨があらゆる方向へ動いていくし、状態も丸めたり反ったり横にしなったり、背骨があらゆる動きができるようになります。

●「ネコの伸びのポーズ〜大車輪タイプ〜」
四つん這いの状態から手を前方の遠くまで持っていき、胸をマットに近づけていくのが「猫の伸びのポーズ」。これに動きを加えていく。手を置いた位置に肘を置き、手の幅は肩幅より少しだけ広げると動作しやすい。「背骨が動いている」と意識しながらやった方がいいそうです。


中には思うように体が動かない人がいたので、それを見た長友選手は「メチャメチャ固いですね! お仕事たくさんされているようで、固まってますね」。



ヨガに出会い、平愛梨に出会い、人生が変わった


会見の最後には、囲み取材がスタート。今や“時の人”である長友選手だけに、この日は16台のカメラが集結です。




――本の中で「ヨガに出会って、人生が劇的に変わった」と書いてありました。
長友 そうですね。体も変わったんですけど、やっぱり精神的に変わっていったんで。ブレない精神力といいますか、それは自分の中で変わってきたポイントではあります。
――愛梨さんと出会ったのも(笑)?
長友 そうですね、それは間違いないです(笑)。
――この本は、愛梨さんに見せたんですか?
長友 はい。DVDも付いてるんで、それを見ながらやるって言ってました。
――ちなみに愛梨さんと入籍した1月29日という日付には意味があるんでしょうか?
長友 特に意味は無いんですよね(笑)。彼女が仕事をセーブできるのが、その時期だったので。あと、今流行りの「いいに肉の日」というのもありまして。肉、大好きなんで。
――長谷部選手の披露宴がこの前ありましたが、ご自身も披露宴をやると考えると思うことがあるのではと……。
長友 そうですね。まだ予定がないので、考えていきたいと思います。支えてくださった方へ感謝を述べる場だと思ってますし、彼女を輝かせる場所だと思いますので、僕はそのサポートができればと思います。
――脇役でいいんですか?
長友 もちろん、もちろん。
――日本はいつまでいらっしゃるんですか?
長友 29日にイタリアの方へ帰ります。
――一人でですか?
長友 一人で帰ります。
――寂しくないですか?
長友 まあ、これが仕事なんで(苦笑)。しっかりと向こうで結果を残さないといけないので。
――イタリアで一人でいる時に「こういう時に愛梨さんがいてくれたらな」と思う瞬間って、どういう時ですか?
長友 僕、料理を全く作らないので、彼女がいてくれたらありがたいかなと思います。
――じゃあ、2月からはそばにサポーターがいるということですね。
長友 そうですね、強力な助っ人が。僕もより一層、もっともっとピッチで結果を残せるようにやりたいなと思います。

長友の心境は「らいおんハート」?


――周りのチームメイトからは祝福されたんですか?
長友 イタリアでも報道されたみたいで、インテルのチームメイトも祝福してくれましたね。
――イタリアに帰ったら、街の人からも?
長友 たぶん、めっちゃ言われると思います。サン・シーロでプロポーズしたことも言ってなかったので、すごいイジられると思います。


――どうしてあそこでプロポーズを?
長友 サン・シーロは僕が6年間闘ったピッチなので、そこで思いを伝えられればなと思って。ミラノにドゥオーモっていう大聖堂があってそこと迷ったんですけど、でもやっぱりサン・シーロがいいなと思いました。
――昨日、国民的スターSMAPの『SMAP×SMAP』最終回がありましたけど、ご覧にはなりましたか?
長友 はい、もちろん。悲しいですし、残念ですね。僕らの世代は、SMAPさんの曲を聴きながら青春時代を過ごしてきたので。
――好きな曲は?
長友 たくさんありますけど、「らいおんハート」ですかね。
――今の気持ちですもんね。「君を守るため〜」。
長友 勘弁してくださいよ(苦笑)。
――ヨガの中で「三日月のポーズ」というのがありますけど、あれは指輪を渡す時のポーズですか?
長友 そこにつなげてきますか(苦笑)? あれは指輪を渡す時のポーズなんですけど、しっかり訓練できますので(笑)。

幸せオーラがハンパない長友選手ですが、それでいて浮かれることのないブレない精神力の持ち主。アモーレも頼もしく思っていることでしょう!
(寺西ジャジューカ)