キリンチャレンジカップ2016が11日にカシマサッカースタジアムで行われ、日本代表はオマーン代表と対戦し、4−0で快勝した。
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、メンバー発表時の「あまりプレーの機会がない選手にもチャンスを与える」との言葉通り、初先発の丸山祐市(FC東京)、代表デビューの永木亮太(鹿島アントラーズ)、2015年6月以来の代表復帰を果たした大迫勇也(ケルン)、2014年6月以来の出場となる齋藤学(横浜F・マリノス)ら“新戦力”を起用してで試合に臨んだ。
日本は開始32分、清武弘嗣(セビージャ)からのクロスに大迫が頭で合わせて先制。41分にも、清武のパスを受けた大迫が、華麗な切り返しで相手をかわし、右足シュートで追加点を挙げた。後半64分には、途中出場の浅野拓磨(シュトゥットガルト)が獲得したPKを、清武が落ち着いて決めて3点目。後半アディショナルタイムの94分には、途中出場の小林祐希(ヘーレンフェーン)が代表初ゴールを挙げて、4−0で快勝を収めた。
試合後のインタビューで、「我々にとって本当にいいテストでした」と満足している様子のハリルホジッチ監督だが、「いい発見があったが、よくないことも発見できました。まだまだトップパフォーマンスじゃない人間もいますね」と振り返った。
新戦力については、「多くのプレーヤーにチャンスを与えました。何人かはうまくそれを使って、何人かはダメでした」と厳しい評価も。それでも、2ゴールで期待に応えた大迫については、「2点取りましたが、クラブとは違う役割を与えました。この2点がサウジアラビア戦に向けていい候補になったかなと思います」と称えた。
日本代表は、15日に行われる2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選第5節で、B組首位サウジアラビア代表と対戦する。大一番を前に指揮官も「しっかり調整していきたい」と切り替えた。
PCMAX
スポーツトピックス
サッカーランキング
- 1
【完全版】サッカー日本人選手「海外組」の変遷 2022夏:ヨーロッパからJリーグへ逆輸入移籍5名画像あり
- 2
サッカー日韓戦、「札幌惨事、言葉を失うほど屈辱的」―韓国メディア
- 3
2連勝のU-19日本代表は中1日の連戦最終節へ…地元キルギス相手に指揮官「ありがたい」決戦へのポイントは
- 4
「日本サッカー協会への提言」vol.156
- 5
“心を動かす”サッカー体現!! スペインを枠内シュート1本に抑えたヤングなでしこ狩野倫久監督「全員が準備した結果」
- 6
“ほろ苦”代表デビューの大島、大人しいキャラ脱却へ「僕の考えもすり合わせていきたい」画像あり
- 7
三笘と前田の不参加で日本代表の左サイドはどうなる?“驚異の得点率”を誇る23歳の起用が有力。お勧めしないのは...画像あり
- 8
【杉山茂樹コラム】走るより、走らせろ
- 9
【コラム】イラク戦は特別練習課された清武がトップ下で先発へ CBには槙野を起用か画像あり
- 10
ロンドン五輪を10倍楽しむ「地獄耳(裏)ガイド」(1)なでしこジャパン