2015年に芸能生活30周年を迎えた哀川翔さん。柳葉敏郎さんらとともに「一世風靡セピア」で一躍注目を浴び、その後は俳優として活躍。現在までに100本以上の作品で主演を務め、「Vシネの帝王」の異名をとるなど新分野を開拓した。今年は大河ドラマ「真田丸」にも後藤又兵衛役として出演が決定。さらに、近年はカブトムシ愛好家としても知られ、昨年は全長88mmというギネス級のカブトムシを育成するなど、多岐にわたる活動を見せている。

【写真を見る】芸能界の“アニキ”哀川翔さんが生電話であなたの悩みに真剣回答!

そんな芸能界の“アニキ”・哀川さんをメインパーソナリティに迎えたニコニコ生放送「哀川翔が恋愛・遊び・仕事の悩み相談に真剣回答 【一翔両断!】」が8月18日(木)に放送。芸能活動で培った快活に生きる知恵をもって、ゲストやユーザーからの生電話でさまざまな人生の悩みにバシッと答えるスペシャル企画だ。

今回、放送直前の特別インタビューとして、哀川さんに「悩み」とニコ生について話を聞いた。

――普段、哀川さんが人生相談を持ちかけられることは?

されないされない(笑)というか、あまり受けない。助言はするけどね。人生相談をされても芯を食うことがないからね。相手はとっくに(結論を)決めてるから。相談するくらいの人は勝手に決めてて、それで聞いてくる。にっちもさっちもいかない人は相談しないからね。仮に「お金がないんですど、どうすれば?」って相談されても、「働けばいいじゃん」ってなる。深く考えちゃって解決しようとするから難しくなって、余計なこと考えないほうがいいんだよね。単刀直入に、そのまま受け答えすれば、それが解決方法になると思うんだよ。あとはね、もう一個別の“何か”を隠しているから相談するんだよね。だから(相談内容が)芯を食ってないというか。

――表面だけの話になってしまうということですか。

そう、表面だけ話されても解決できない。それで、違う方に走っちゃうから、相談した方はなおさらわからなくなっちゃうじゃん。そういう意味でも、基本的に人生相談は受けないんだけど。今回はこういう企画だから。相談できる範疇で相談するわけだから、どんなものかな?って。一回くらいやってもいいや、って(笑)

――今回はニコニコ生放送の番組です。「ニコ生」の印象ってどうですか?

ニコ生、いいんじゃない。それを見ている人たちの接し方が面白いっていうか。コメントで横入りしてくるじゃない、弾幕とかで。あのやり取りが面白いよね。あんなの他にないからね。前にニコニコ超会議にも出たけど、内容がオープンじゃない。そこが面白いよね。あんまり規制がないのも面白いし、見てる人もそのオープンさが好きで見てるんじゃないかな。規制されるとちゃんとした回答は出てこないよね。“ここだけの話”っていうのがいいんじゃない。

――ちなみに、哀川さんは人に相談をしますか?

ないね(笑)全部自分で決めてる。

――じゃあ、悩んだときは?

寝る。5分考えて結論が出なかったら、寝る(笑)それか、トイレかどこかに行って、空気を変えないとね。じっとしていても答えは出ないから。

何ともアニキらしいコメントをくれた哀川さん。今回のニコ生放送は貴重なものになりそうだ。当日はユーザーからの生電話も受け付け、哀川さんに直接人生相談ができるチャンスも。仕事・恋愛・カブトムシ…1人で悩まずに哀川さんに相談してみよう。【ウォーカープラス編集部】