朝の情報番組で特集が組まれたことで話題となった「ガキ夫」。子どものように何もしない夫のことを指し、行動だけでなく言動もガキっぽいことから「ガキ夫」と名づけられたようです。

同番組のアンケートでは、8割の女性が自分の夫は「ガキ夫」だと回答。そんな、世にはびこる「ガキ夫」の実態とは、いったいどんなものなのでしょうか?

もしかしたら、あなたの夫も「ガキ夫」かも?
「ガキ夫」の行動パターンとは?
(1)妻が何度となく注意しても、リビングに服を脱ぎっぱなしにする。

(2)妻が子どものお迎えをお願いしてもゲームやテレビに夢中。「今いいところだから」「もう少しまって」などと言い、家族より自分の趣味を優先する。

(3)妻が家事を頼んでも、やりたくないことは一切しない。挙げ句の果てに「だから〜やったじゃん!」などとスネる。

(4)帰宅後は、ゲーム部屋でゲーム三昧。家族のことなどお構いなしの自己チュー。

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いかがですか? あなたの夫に思い当たるところはありませんか?

「少年の心を忘れないのはいいよね!」なんて意見もあるかもしれませんが、これは「少年」というより「小学生」レベル。妻の中には「幼稚園児よりヒドイ」という意見もあるほどです。
「ガキ夫」は日本だけじゃない!?
同アンケートによると、男性の63%は「“ガキ夫”と言われるのはイヤではない」と回答。さらに、「“ガキ夫”と言わせない努力をしていない」と回答した人は90%にも上りました。

つまり、男性の多くが「ガキ夫のままで何がいけないの?」と思っているということです。

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そして、この「ガキ夫」の風潮は日本だけのことではありません。

英国の「Nickelodeon UK」というティーン向けの番組で行ったアンケートによると、「自分のことを子どもだと思う」と回答した男性は、なんと女性の2倍もいたとか。

また、4人に1人の女性が「カップル間での重要な決定は自分がしている」と回答。さらに、46%の女性が「彼の母親になった気分」を味わったことがあり、月に1回程度は「年相応の振る舞い」をするように注意するとか…。

国は違えども、「ガキ夫」は存在するようですね…。
ガキ夫のコントロール術
そんな夫に対して「もういい加減にして!」と感じ、イライラしている妻たちのために、ガキ夫の上手な操縦法をご紹介します。ぜひ活用してみてくださいね!

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▼1.「母親のテクニック」を駆使する

子どもと同様に、ガキ夫も「叱ればスネる。褒めれば調子にのる」という特性があるので、この特性を生かさない手はありません。褒めて褒めて夫を持ち上げ、思いの方向へ誘導する「母親のテクニック」を駆使しましょう。

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「この間、すごくよくできていたから」

「保育園の先生が『お迎えに来たパパが優しそうだった』って言ってたわよ」

「この間手伝ってもらったら、30分も早く終わって助かったわ」

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というように、具体的な数字や第三者の評価を交えて、リアリティのある褒め方をするのが効果的です。

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▼2.具体的・理論的な指示をする

男性と話すときには、具体的で理論的に進めるのがポイントです。理論的に話すのが苦手な人は、要点を箇条書きにしてから話し合いに挑むほうがベターかもしれません。

また、何かを頼むときには、

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「言わなくても見てれば何をして欲しいのか分かるでしょ?」

「何をするべきか考えてみて」

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などと言っても時間のムダ。

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「☓☓だから、○○を△△までに□□して」と、具体的にして欲しいことを指示するようにしましょう。

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▼3.自分の意識を切り替える