(台南 7日 中央社)6日未明に台湾南部で起きたマグニチュード6.4の地震。発生から24時間を超えた今も、横倒しになった台南市内の16階建てのマンションには、少なくとも132人が取り残されていることが分かった。頼清徳市長が7日朝明らかにした。

頼市長によると、132人中、103人は、倒壊したマンションのうち、H、I棟の下敷きになったA、G棟におり、重機を投入しない限り、救出は難しい。だが、重機による掘削作業は、位置をレスキュー隊が把握している、残る29人の救出に影響を与えかねないという。

台南市消防局と中央災害対応センターの統計によれば、7日午前7時までに18人の死亡、505人の負傷が確認された。16階建てのマンションからは182人が救出されるも、うち15人が犠牲になった。

(楊思瑞/編集:羅友辰)