同社は広告の効果分析企業Moat社とパートナーを組み、Facebook上の動画広告をMoat社のテクノロジーを用いて評価するシステムを導入するとのことです。これにより、Facebook動画広告の視聴回数、視聴時間(長さ)が専門企業の技術によって正確に計測されるようになり、企業は広告キャンペーンがどれだけのパフォーマンスを残しているのか、より正確なデータを得ることができるようになります。

このMoat社による効果計測はまず動画広告から適用されますが、今後、フィード上のインビュー広告や、Instagram内の広告にも展開されていくとのことです。

昨今、広告のビューアビリティに対する企業の関心も高まっていますが、このように第三者によってクリアなデータがもたらされることは、広告出稿企業にとっては非常に前向きな動きと捉えてよいでしょう。

将来的には、異なるプラットフォーム間を横断して、業界全体のスタンダードとなる指標が定められ、より効率的なクロスチャネル施策が可能となっていくことが期待されます。