甲斐翔真、ドキッとする女性の浴衣姿を語る。「“赤色”を着こなせる人は素敵」

日本の夏の風物詩といえば「浴衣」。正確には「浴衣男子」。和装姿の彼は、男らしくも艶のある大人の色気を漂わせていて。打ちあがる花火に照らされた横顔がいつもと違って見えて、思わず見惚れてしまう。私の視線に気づいた彼は、はにかんだように笑った。最高の夏が始まる――かもしれない。それくらいの妄想はさせてほしい。

ライブドアニュースでは、ジメッとした暑さを吹き飛ばす、涼やかでカッコいい「浴衣男子」を特集。気になる若手イケメン4人の浴衣グラビアをお届けします。

第3回は、『仮面ライダーエグゼイド』（テレビ朝日系）や、『花にけだもの』（dTV・FOD）を初め、LINE MUSICのCMでも話題を集めている甲斐翔真。まだ20歳のフレッシュな彼にぴったりな、浴衣×スイカというシチュエーションで撮影しました。

撮影／川野結李歌　取材・文／渡邉千智　制作／iD inc.
スタイリング／秋山貴紀　ヘアメイク／Emiy
衣装協力／男の着物 藤木屋：tel. 03-5818-6881

「浴衣男子」特集一覧

小さい頃は、スイカのタネを飛ばして遊んでいました

撮影日は快晴。夏の近付きを感じるまぶしい太陽に照らされるなか、甲斐翔真は代々木公園を歩く。カメラを向けられて、大人びた表情を見せたと思ったら、子どものように無邪気にはしゃぐ姿も見せて…。「カメラを彼女だと思って」というオーダーには、「できるかな」と恥ずかしそうに笑いながらも応えてくれた。
浴衣を着られての撮影はいかがですか？
浴衣は持っていないし、あまり着たことがなかったので自分の姿は見慣れないですね（笑）。でも、すごく楽ですし、夏って感じがします。浴衣にもいろんな生地があると思いますが、僕が着ているのは麻…なのかな、素材がすごく涼しげなんです。
今日は天気がすごくよくて日差しもあったので、ぴったりでしたね。スイカを食べる姿も撮影させていただきました。
メロンはダメなんですけど、スイカは好きです！ 小さい頃は家でタネマシンガンをよくやっていました。タネごと食べて「ププププー！」って。
撮影前にマネージャーさんが「今日はやらせないぞ」と言っていましたね（笑）。公園に来ることもありますか？
あります。散歩でとか。
代々木公園に来ることは？
たまに来ます。あとは以前、映画『写真甲子園 0.5秒の夏』の撮影のために一眼レフの練習をしないといけなくて、貸出のカメラを持って代々木公園を歩きながら風景の写真を撮ったこともありました。
カメラの腕は上達されましたか？
したかな…？（笑） でもすごく楽しかったですね。ほとんどが写真としてはダメなんですけど、見返すなかで「こんな写真撮れたんだ」っていうものがあったりして。そういうのがあるとうれしいです。
今も散歩しながら写真撮影することはありますか？
一眼レフは返しちゃったので…持っていないんですが、スマホではよく撮っています！
しかしこう暑い日には、散歩するのも億劫になりません？
そうですね…。歩くのは好きなので、春とか秋とか過ごしやすい時期になると、ひと駅ぶんくらいだったら余裕で歩いちゃいます。若い頃は……って今も若いですけど（笑）、渋谷や原宿に服を買いによく来ていたので、歩いて何往復することもありました。
でも夏は暑くてイヤ（笑）。外に出ません！
アクティブなイメージがあるのですが、外に出ない？
僕は汗っかきなので、駅まで歩くのだけでもめっちゃ汗をかいちゃうんです。でも、汗だくで家に帰って、エアコンからのキンキンに冷えた風に当たりながら、キンキンに冷えた飲み物を飲むのも気持ちよくて好きです。汗だくのまま。ちょっと風邪をひきそうですけどね（笑）。アイスを食べながらでもいいですね。

女性の浴衣姿を、イヤだと思う男性っているんですか？

浴衣デートをするカップルも多くなる時期ですが、女性の浴衣姿はいかがですか？
素敵ですね。もちろんアリです！ …というかイヤだって男性いるんですかね？ 「俺、浴衣はあんまり…」みたいな人（笑）。
男性からしてみたら、やっぱり女性の浴衣姿はグッとくるものですか。
普段とのギャップのある感じがいいですよね。浴衣姿って年に一度見られるかどうかじゃないですか。そのスペシャルな感じというか、空気感が味わえるのはいいなって。
甲斐さんは、女性にどんな浴衣を着てもらったらうれしい？
僕のなかで、赤が似合う女性っていいなと思うんです。それは浴衣だけじゃなくて普段のファッションでも。赤色って、着るには気持ちの準備が必要だったりするじゃないですか。目につきますし、なかなかみんなが着られる色じゃないので、それを着こなす女性は素敵だなと。
オシャレな甲斐さんらしい着眼点ですね。赤色の浴衣を着た女性の隣で、甲斐さんだったらどんな浴衣を着るのでしょう。
そうですね…バランスも考えないといけないから…。相手が赤だったら、僕は今着ているような落ち着いた色の浴衣がいいのかな。僕も濃い色の浴衣を着てしまったら、ふたり並んだときに色でケンカしそうですもんね。やっぱり、ヌケ感が大事！
では、髪型はどんなものにしてほしいですか？
普段と違う髪型をしているとグッときますね。最近はただアップにするだけじゃなくみなさんオシャレですし…そうだなぁ…編み込みはいいなって思います。時間をかけた感じが伝わってきて。
自分のためにやってくれたんだという感じが？
たとえばプレゼントをもらうとき、その人がプレゼントを選んでくれている姿を想像するじゃないですか。「僕のことを考えて、選んでくれたんだな」って。それと同じで、僕と出かけるために頑張って編み込みをやったんだなというのが伝わってきてうれしいです。
では、理想の浴衣デートを教えてください。
浴衣を着るシチュエーションというと…夏祭りや花火大会とか？ あ、あとは京都に旅行に行ったときに着るとかもありますね。僕は何でもしたいな。浴衣を着てどこかへ出かけること自体あまりないので、全部楽しそう。何なら着たまま旅行に行ってもいいですし。
素敵ですね。たとえば夏祭りに行くシチュエーションを想像していただいて…どんなふうに周りたいですか？
まず最初に…射的！ 楽しいじゃないですか。それからわたあめを食べて、わたあめからのヨーヨーすくい！ ヨーヨーは無駄にいっぱい取ってしまいそうです（笑）。お面をふたりでかぶるのもいいし…あとは何があるかな…。
金魚すくいとか。
あぁ、金魚すくい！ 小さい頃にお祭りで獲った金魚が何年も生きて、すごく大きくなったことがあります。金魚には短命なイメージがあるんですが、うちの子は長生きしてくれました！
夏祭りは、率先して行かれるタイプですか？
はい！ 地元のお祭りにもよく行っていました。
自ら「行こう！」と友人を誘う？
僕は何となく、誘われてひょろっと行って、焼きそばを食べて帰りたくなったら帰る感じでした（笑）。リーダー的な存在っていうよりかは、ひょろっと行って、ひょろっと帰るイメージ。それは今もそうです。

初めてくやし泣きをした、サッカー部の引退試合

夏の思い出で一番印象に残っているものは？
僕は小学校1年生から高校3年生までの12年間ずっとサッカーをやっていたので、高校3年生のときの夏の引退試合ですね。そのときは肌も真っ黒でした。高校1、2年まではなんとなく他人事だったんですが、高3になったら急にやる気になっちゃって。
自分の代だし、みたいな？
そうです（笑）。自分の代になった途端に本腰入れ始めたら、顔つきも変わったし、体もどんどん絞れていって。どんだけ1、2年の頃サボったんだっていう（笑）。
引退試合は負けてしまったんですけどね。そのときに初めてくやし泣きをしました。自分では「別に負けても泣くほどじゃないでしょ」みたいな感じだったんですが、いざ負けたら本当にくやしくて。「12年間積み上げてきたものがここで終わるんだ」と寂しい気持ちもあって。
そもそも、サッカーを始めたきっかけは何だったのでしょう？
お母さんに「アイスを買ってあげる」と言われたから…。
アイスに釣られて、ですか？
お母さんが「アイス買ってあげるからサッカーに行こう」って。「わかった！」とサッカーを始めてから最終的に12年続きました。いまだにそのアイスは買ってもらっていないんですけどね（笑）。
もともとお父さんがずっとサッカーをやっていて、お父さんも本当は僕にサッカーを続けてほしかったんだろうなって、今になって思っています。
今でもモノに釣られちゃうことなどは…。
さすがに今はないです（笑）。でも、わかんない、「家」とかだったら気持ちが傾くかも。「家あげるから」みたいな。
アイスとの規模感が違いますね（笑）。高校卒業後はサッカーを続けようとは思わなかったのですか？
高校でキッパリ辞めようと決めていました。というのも、高1のときに今の事務所からスカウトされていて、「早くおいで」とずっとお声がけいただいていたんです。でも、僕は高校もサッカーで入っていたので、やりきりたくて。
芝居のレッスンもあったんですけど、毎日部活があって行けなくて。週1でオフはありましたが、疲れすぎていて「これでレッスンに行ったら死ぬ」って（笑）。それくらい頭のなかはサッカーでいっぱいだったんです。
それでも、芸能界への話を蹴ることなく…ということは、スカウトされたときから興味はあったのですか？
うーん…じつは、興味がわいてきたのは活動し始めてからなんです。スカウトされたときは「芸能界って何だろうな」って感じで。自分が芸能界に入るという実感はなかったですね。こうして仕事をするなかで面白い、やっていきたいと思うようになりました。

この夏は、思い出の地・北海道に行ってドライブがしたい

6月24日から放送中のドラマ『覚悟はいいかそこの女子。』（MBS・TBS系）で、甲斐が演じているのは“ヘタレ男子”。『花にけだもの』での“けだもの男子”日吉竜生もヘタレ系だったが、『覚悟はいいか〜』での澤田惟智也のヘタレ具合は、また日吉と少し違うという。追求したのは…「モテなさ」だったとか。
この夏は、出演ドラマ『覚悟はいいかそこの女子。』が放送されています。
少女マンガの実写化ですが、少女マンガっぽくないというか。男たちのアツい友情が描かれていて、それがすごく可愛らしい。男同士の友情にキュンとすると思いますし、コテコテの恋愛モノが苦手な人でも見られるかなと。女子をどうにかしてオトそうと、ヘタレ男子たちがいろんな知恵を出し合うけど、全然ダメなんです（笑）。
（笑）。『花けだ』での“けだもの男子”から、今度は“ヘタレ男子”ですね。
『花けだ』で演じた日吉竜生も少しヘタレなんですけどね（笑）。だからこそ『覚悟はいいか〜』で澤田惟智也役のお話をいただいたときは悩んだんです。竜生も惟智也もどちらも三枚目キャラ。どうヘタレの変化をつけていけばいいんだろう、って。
でも、竜生が“ヘタレだけどカッコよくて、モテなくはない”に対して、惟智也は“まぁ、モテない”なんです（笑）。髪型も「モテる髪型10選」みたいなところから選んじゃうくらいモテに貪欲なんだけど、モテないよなぁってところを追求していきました。
ヘタレな役が続いた甲斐さんですが、ご自身はどのような性格ですか？
気分屋だと思います。気が向かないと行動に移せないタイプ。自分の興味がないとできないんです。サッカーもそうでしたが、自分の好きなことはとことんできるんですけどね。
では、プライベートでこの夏やりたいことを教えてください。
北海道に行きたいですね。『写真甲子園 0.5秒の夏』は夏の北海道で撮ったんです。そのとき本当に楽しくて。北海道とはいえ、夏なので暑いんですけど、カラッとしていて。東京とは比べものにならないくらい過ごしやすいんです。景色も綺麗でしたし、また行きたいです。
観光地なども行かれたのですか？
「青い池」に行きました。最初は「本当に青色なの？」って思っていたけど、本当に青くて！ 道が広いのでドライブしながら観光地を巡るのもいいなぁ。
車も運転されるのですね。
免許は持っているのですが東京にいるとなかなか運転の機会がないですね。けど、北海道でドライブ……したいですね。できればオープンカーで！（笑）
甲斐翔真（かい・しょうま）
1997年11月14日生まれ。東京都出身。B型。2016年の『仮面ライダーエグゼイド』（テレビ朝日系）のパラド／仮面ライダーパラドクス役で注目を集める。2018年のドラマ『花にけだもの』（dTV・FOD）にも出演。10月12日には映画『覚悟はいいかそこの女子。』が公開。6月24日から放送中の同名ドラマにも出演している。

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サイン入りポラプレゼント

今回インタビューをさせていただいた、甲斐翔真さんのサイン入りポラを抽選で3名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
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受付期間
2018年7月11日（水）12：00〜7月17日（火）12：00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日／7月18日（水）
  • 当選者発表方法／応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、個人情報の安全な受け渡しのため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ／当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから7月18日（水）中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき7月21日（土）までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
キャンペーン規約
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