自分の気持ちに正直であり続けた4年間。小野賢章、ソロデビューからの軌跡。
改めてデビュー曲を聴いた今、自分で気がついた“変化”
- アルバム自体は『to you』で終わり、かと思いきや、最後の最後に『FANTASTIC TUNE』が。この曲順にした理由は?
- 初心忘れるべからず、です。いつでもここに戻ってくることが大事かなと。
- 今、改めて『FANTASTIC TUNE』を聴いてみて、どんな気持ちになりましたか?
- つねに変わり続けているというか、何か変化を求めているんだなと。『FANTASTIC TUNE』を聴くと、今とぜんぜん違うって思います。でもそれは、そのときどきの自分を見せられている結果だと思うので。
- ステップアップしていくには、変化は必要なものだと思います。
- 生きていくうえで、生活していくうえで必要なものですよね。やっぱり変化していかないと僕自身も飽きちゃうし、そんな僕をファンの人に見せるのも違うのかなって。
- 小野さんのおっしゃる“変化”というのは、具体的には?
- 自分の興味の先、ですね。たとえば『FANTASTIC TUNE』のときはロックが好きで、ロックを聴きまくっていたんだろうなとか。ブルーノ・マーズにすごくハマっていた時期とか。
- 小野さんが夢中になっていた音楽の変遷をたどることができる、とも言えますね。つねに新しい音楽を求めている……?
- つねに新しいものを、って言うと「使い捨て」のような意味にとられそうですけど、そうじゃないです。自分の興味の先にある音楽と、自分自身がどういう歌を歌いたいのか、どういう歌を歌ったらライブで盛り上がるかとか、いろいろ考えていて。試行錯誤した結果なんだと思います。
- 日常生活の中で音楽に触れる時間は長いですか?
- そうですね。つねにiTunesをあさっています。で、気になった曲を見つけると、プロデューサーにLINEするんです。「今この曲がアツいっす」って。
- そうやって制作サイドと密に連携をとることで、小野さんのやりたいことを体現できるわけですね。ちなみに今、挑戦してみたいことは?
- んー……。ラップかな。1曲まるごと。
- 隣でプロデューサーさんが「いいね!」とうなずかれています(笑)。
- ふふふ。
- 8月にはライブツアーの開催が決定しました。
- 今から楽しみです! 楽しめたらいいなって思いますけど(笑)。
- 緊張するタイプなんですか?
- 歌に関してはけっこう緊張しますね。去年はライブができなかったので、1年間あいたぶんを取り戻せるように、早めに動き出して本番まで準備していきたいです。ライブでやりたいことは頭の中にあるので、それを体現できたらいいなと。
- ファンの方に直接、歌を届けることができるライブは特別な場所ですよね。
- そうですね。僕を応援してくれる人たちが集まってくれるので、やっぱり盛り上がりますよね。それがすごく楽しいし、うれしい。僕が歌っている意味があるな、と思う瞬間です。
4年前の自分に後悔はない。僕は過去を振り返らない。
- デビュー当時は24歳だったのが、現在28歳ですね。
- あーー!
- 今年の10月で29歳に。
- あーーーーー!
- (笑)。自分の年齢を意識したりしますか?
- しますね。いよいよっていう(笑)。
- 過去の歌を聴いたり、映像を見たりして「若いな〜」って思ったり?
- それはつねに思います。だからもう……過去の映像は見たくないんですよね(笑)。歌に限らず、アニメとかも「今だったらこうやるのになー」って毎回思うんですよ。でも、そのとき出せる全力で取り組んでいるはずなので、そこに後悔はないです。ないんですけど、毎回そう思っちゃうので、過去は振り返らないようにしているんです。
- じゃあ前を向いて。
- 30になったら30になったで、絶対楽しいと思うんです。もっといろんなことが、考え方とか含めて楽になるんじゃないかなと。
- 年を重ねるにつれて、考え方が柔軟になってきたと、さきほどもおっしゃっていましたね。
- いろんなことにあきらめがつき始めた、と言えるかもしれませんが(笑)。余裕が出てきたのは間違いないです。「あぁ、こういう考え方があるんだ」と視野が広がってきた。でも30になるまでは焦ると思うんですよ、すごく。
- 将来への漠然とした不安や焦りを感じながら、「30歳まであと5年…4年…3年……」と、節目の年齢に向けてカウントダウンする人は多いでしょうね。
- そうそう。で、30になった途端に楽しくなるという気はしています(笑)。
筋トレでジムに通いながら、愛猫と甥っ子に癒やされる日々
- 音楽活動以外にも、声優や俳優と多方面で活躍され、とてもお忙しい毎日だと思います。お休みの日はどのように過ごしていますか?
- このあいだ初めて、パーソナルトレーニングの体験に行ってきました。久しぶりに身体を動かして、次の日に筋肉痛になって。とてもしんどかったんですけど、でも体調はすごくよかったんです。
- 興味を持ったきっかけは?
- 誘われたから(笑)。仲間内で肉体改造計画みたいなのが持ち上がっていたりするので、それに乗っかって筋トレをしようと。
- 筋トレを始めて3日続かなかったことがある、というタレコミが……(笑)。
- あ、はい、そうなんです(笑)。わかったんですよ、ひとりだと自分に甘くなっちゃうのでやらないなと。それでパーソナルトレーニングに。
- いいですね! ジムで身体を鍛えたら体力がついて、ライブにも活かされそうですし。
- ですよね! だから今度こそ続けていこうと思ってるんですけど……じつは体験に行ったのが今から1ヶ月前の話で。
- まさか。
- それ以来、行ってなくて……。行こうと思えば行けるはずなんですけどね。はい、行きます(笑)。
- 多忙な日々の中での癒やしというと、愛猫まつりちゃんですか?
- そうですね。ただ、じつは今、実家にあずけているんです。仕事が忙しくて、なかなか一緒にいられないので。実家でも猫を2匹飼っているから、そっちにいたほうがさみしくないかなって。なので年始に会いに行ってきました。癒やしの存在というと……甥っ子も。
- お兄さんのお子さんですよね。
- 最近すごくしゃべるようになって。かわいいです。ヤバいです。家族のグループLINEに、甥っ子の動画がよく送られてくるんですけど、その動画に癒やされています。今『シンカリオン』にハマっているみたいで。
- 『新幹線変形ロボ シンカリオン』は、お子さまたちに大人気のアニメですよね。
- そう、もれなくハマっているそうです。だから僕もなんとかして『シンカリオン』に出られないかなと思っているところです(笑)。
- 小野賢章(おの・けんしょう)
- 1989年10月5日生まれ、福岡県出身。A型。子役時代から、舞台、映画とジャンルを問わず幅広く活躍。2001年、映画『ハリー・ポッター』シリーズの日本語吹き替え(ハリー役)をきっかけに、声優としても活動を開始。アニメ『黒子のバスケ』の黒子テツヤ役を射止め、一躍脚光を浴びる。2014年にアーティストデビュー。これまでにシングル4枚、ミニアルバム2枚をリリースしている。今年の夏には名古屋・東京・大阪の3都市をまわるライブツアーを開催。
CD情報
- 1stアルバム『Take the TOP』
- 2月26日(月)リリース!
左から豪華盤、通常盤
【豪華盤】(CD+『Take the TOP』MV収録BD+フォトブック)
3,800円+税
【通常盤】(CD)
3,000円+税
サイン入りポラプレゼント
今回インタビューをさせていただいた、小野賢章さんのサイン入りポラを抽選で3名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。
- 応募方法
- ライブドアニュースのTwitterアカウント(@livedoornews)をフォロー&以下のツイートをRT
\『Take the TOP』2/26発売!/#小野賢章 サイン入りポラを3名様にプレゼント!
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年2月25日
・フォロー&RTで応募完了
・応募〆切は3/3(土)12:00
インタビューはこちら▼https://t.co/jNb1EOVjkW pic.twitter.com/ut0a8Dn7GK- 受付期間
- 2018年2月25日(日)12:00〜3月3日(土)12:00
- 当選者確定フロー
- 当選者発表日/3月5日(月)
- 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、個人情報の安全な受け渡しのため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
- 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから3月5日(月)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき3月8日(木)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
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