「まさか自分が芝居の道に行くなんて思っていなかった」

ここからはおふたりについてのお話をうかがわせてください。三浦さんは5歳からクラシックバレエをはじめてバレエダンサーとして、高野さんはDream5でダンサーとしての活躍をされていたなかで、今こうしてお芝居の世界にも活躍の場を広げています。もともと、それぞれのジャンルでの活動があったなかで、お芝居というジャンルへの興味は持たれていたのでしょうか?
三浦 正直、お芝居への興味はまったく持っていませんでした。お芝居をお芝居として見られてもいなかったと思います。たとえばドラマや映画を見ていて、悪役を演じている方が出てきたら、役のイメージで「この人は悪い人だから嫌い!」って思ってしまうくらいの感覚で。
悪役を“演じている”という感覚ではなく、“悪い人”というイメージが先行していた、と。
三浦 だからまさか自分がお芝居の道に行くとは思っていなかったです。上京していろんな作品を見る機会が増えて…お芝居をやらせていただくようになってから、自分のなかの見え方が変わってきた気がします。
高野 わかります。僕もドラマや映画は好きでしたが、まさか自分がお芝居をするとは思っていなくて。いろんなことがきっかけではじめて、そこから経験を積むごとに芝居に対して感じることも多くなりました。
三浦 お芝居には正解がないなと最近感じています。いろんな表現の仕方があって、たとえば同じ台本でも、10人が読んだらその10人が同じ解釈をしない可能性もありますよね。そういう部分は面白いなと思います。バレエも正解はないのですが、目指すところは見えていて。単純に、僕がお芝居をまだわかっていないところが多いだけかもしれないですが、今までやってきたなかで、お芝居が一番正解がわかりにくくて…面白いです。
高野 やればやるほど深さを知って、その魅力を感じることが多いです。僕としては今、どれだけ自分の引き出しを増やせるかが課題です。いろんな場面で人間観察をしながら、それぞれの人の行動パターンのレパートリーを勉強しています。
「面白い」、「魅力を感じる」という言葉が出てきましたが、おふたりがお芝居をやっていて「楽しい!」と思う瞬間はどのようなときですか?
高野 僕はオーディションが好きで…。
三浦 えー!
高野 めっちゃ緊張するんですけど、その場でやって、見えてくる反省点があるというのはすごく面白いし楽しいです。役を勝ち取りたいって思いもあるので、そういう意味でオーディションは燃えます。
三浦 僕はー…自分でやっていて「楽しい」と思うことはまだあまりないかもしれないです。お芝居に正解はないし、お客様の拍手は自分じゃなくて、ほかの人、作品に向いているものかもしれない。でも、何か作品を見て、「こういうことを考えているからこういう演技になるのか」と、人の演技を見て考えを巡らせるのは楽しいです。
ほかの方の舞台を見て、その演技の理解ができると楽しい?
三浦 はい。それは、自分がこれまでお芝居を経験してきたからこそ、わかる部分なのかなと思うんです。そういう発見はとても面白いです。

男子ふたりの料理トークも? プライベートを直撃

お忙しいなかで、おふたりの癒やしやハマっていることがありましたら教えてください。
高野 僕はゲームですね。カタンというボードゲームにハマっていて。
三浦 カタン! 出た!
高野 知ってる? ドイツなどで人気のボードゲームなんです。資源を集めて家を建て、島を開拓していくゲームで。対戦相手が勝った瞬間に、これまで積み重ねてきたものが一気になくなる感じがもどかしくて悔しくて…飽きないんですよね。
三浦 「幽劇」の上海公演のときに、樟ちゃん(有澤樟太郎)がずっと「空港にカタン売ってないかな?」って探してた(笑)。
高野 樟太郎くんも、カタンにハマってるって言っていたもんね。
三浦さんはいかがでしょうか?
三浦 僕は……ご飯! (真剣な表情になって)ご飯って奥深いですよね…。
高野 あはは! そんな神妙な感じで言わなくても(笑)。
三浦 だって、人は絶対に食べものがないと生きていけないから。そのご飯の奥深さに気づいてからは、「おいしいものが食べたい」っていう気持ちでいっぱいで…。
何がきっかけで目覚めたのでしょうか?(笑)
三浦 それが急に目覚めたんです。同時に料理にも目覚めて。食べに行ってもよし、作ってもよし、買ってきてもよし。そのなかで、最近ハマっているものがあって。
高野 何、何?
三浦 トリュフ塩がすごくおいしくてハマってます! このあいだ、カルボナーラを作ったんですが、普通の塩でなくこのトリュフ塩で味付けしたら…すごくおいしくて!
高野 そんなにおいしいんだ。
三浦 何にかけてもおいしい! このあいだ中国に行ったときも“マイ・トリュフ塩”を持って行きました。でも、現地の料理に味がしっかりついていたので使わなかったですが(笑)。
お料理の話も上がりましたが、三浦さんはお料理もされるんですね。
三浦 このあいだはエビマヨを作りました! でも、たまにですね。
高野 おー! スゴい! でも、油ものって揚げるの大変じゃない?
三浦 すごく大変。油が跳ねて「熱ッ!」ってなりながら(笑)。
高野 わかる。僕も油ものをやるときはすごく飛ぶから困っちゃう。
18歳と20歳の男子の会話とは思えない、まるで主婦のような料理トークですね(笑)。高野さんも自炊されるんですか?
高野 僕もたまにです! 最近、ご飯を炊いたら料理へのやる気が出てきました(笑)。
三浦 わかるなあ(笑)。そうやっておいしいものを食べると癒やされるよね。
今日、このあとも一緒にご飯に行かれるんですよね。ふたりでおいしいものをぜひ食べてきてください!
三浦 はい!
高野 じゃあ、ファーストフード店に行く?(笑)
三浦 おぉい!!(笑)
三浦宏規(みうら・ひろき)
1999年3月24日生まれ。三重県出身。A型。5歳からクラシックバレエをはじめ、「第22回全国バレエコンクールin Nagoya」の男子ジュニアA部門第1位、「第18回NBA全国バレエコンクール」のコンテンポラリー部門第3位に輝く。これまでに『恋するブロードウェイ♪ vol.4』、『東京ワンピースタワー ONE PIECE LIVE ATTRACTION』(モンキー・D・ルフィ役)(2016年)、『Dance with Devils』(立華リツカ表現役)、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン(跡部景吾役)、『恋するブロードウェイ♪ 〜It's festival!〜』、『幽劇』に出演している。
高野 洸(たかの・あきら)
1997年7月22日生まれ。福岡県出身。B型。『天才てれびくんMAX』(NHK)が開催したユニットオーディションに合格し、Dream5のダンスメンバーとして活動をはじめる。『妖怪ウォッチ』のエンディングテーマ『ようかい体操第一』、『ダン・ダン ドゥビ・ズバー!』が大ヒットし、2014年の『第65回NHK紅白歌合戦』にも出演。2.5次元ミュージカルでは、2016年の「ROCK MUSICAL BLEACH」 〜もうひとつの地上〜で初主演を務めた。

出演作品

ミュージカル『刀剣乱舞』 〜つはものどもがゆめのあと〜
【東京公演】11月4日〜11月12日@TOKYO DOME CITY HALL
【京都公演】11月17日〜11月19日@京都劇場
【東京凱旋公演】2018年1月6日〜2018年1月14日@日本青年館ホール
【大阪公演】2018年1月26日〜2018年1月30日@梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
原案:「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus)
演出:茅野イサム
脚本:御笠ノ忠次
振付・ステージング:本山新之助
<出演>
黒羽麻璃央、北園 涼、佐伯大地、大平峻也、三浦宏規、高野 洸 ほか
https://musical-toukenranbu.jp/

© ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会

サイン入りポラプレゼント

今回インタビューをさせていただいた、三浦宏規さん×高野 洸さんのサイン入りポラを抽選で3名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
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受付期間
2017年11月1日(水)12:00〜11月7日(火)12:00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日/11月8日(水)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、発送先のご連絡 (個人情報の安全な受け渡し) のため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから11月8日(水)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき11月11日(土)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
キャンペーン規約
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