蔵の名前が書かれた昔の貧乏徳利を持つ高嶋さん継承というよりも、開拓という言葉がふさわしい。
高嶋酒造の高嶋一孝さんは、蔵の歴史を基礎にしながらも、大ナタをふるうように、高嶋酒造のあり方を開拓した人である。社訓「精力善用 自他共栄」も新たに高嶋さんが考えたもので、自らを鍛えて得たものを、他人と