「自分だけ幸せ」は幸せじゃない、いい音楽は全部売れなきゃ。アジカンが考える“豊か”な音楽人生

「ASIAN KUNG-FU GENERATION(以下、アジカン)」というバンド名が物珍しく響いたのは今や昔。00年代に青春を迎えていた世代や、以降の世代にとって、“アジカン”は日本のロックバンドの象徴的存在となっている。それはリスナーだけでなくミュージシャンにおいても同様で、KANA-BOONや米津玄師など数々のアーティストがアジカンからの影響を公言しているほどだ。

そんなアジカンが12月5日にリリースする新アルバム、『ホームタウン』。ボーカル&ギターの後藤正文自ら「ベストの出来」と語るその内容は、アジカンらしいパワーポップを現代的なサウンドプロダクションで料理した、懐かしくも新しい会心作だ。結成20周年を越えてたどり着いたバンドの現在、そこから見えている若きミュージシャンたちの姿、そして情報発信について聞いた。

撮影/後藤倫人 取材・文/照沼健太
スタイリング/岡部みな子 ヘアメイク/藤岡ちせ
衣装協力/DIET BUTCHER SLIM SKIN、MAKAVELIC、STORAMA/STOF
後藤正文(ごとう・まさふみ)
1976年12月2日生まれ。静岡県出身。O型。
ボーカル&ギター担当。
喜多建介(きた・けんすけ)
1977年1月24日生まれ。神奈川県出身。A型。
ギター&ボーカル担当。
山田貴洋(やまだ・たかひろ)
1977年8月19日生まれ。静岡県出身。A型。
ベース&ボーカル担当。
伊地知 潔(いぢち・きよし)
1977年9月25日生まれ。神奈川県出身。A型。
ドラムス担当。

若手アーティストたちをライバル視する気持ちはない

KANA-BOONさんや米津玄師さんら、アジカンに影響を受けた世代のアーティストが台頭している今、彼らに対してどのような気持ちを抱いていますか? 「負けたくない」という気持ちも?
後藤 そういう気持ちはとくにないですね。でも、喜多さんはとくに若手を可愛がっていて、若い子に囲まれて先輩ヅラするのが好きだよね。
喜多 ちょ、言い方!(笑) でも、KANA-BOONとかは比較的ストレートにアジカンチルドレン的な感じがしますけど、服装もやっている音楽も全然違う人から「影響を受けた」と言われることもあって、やっぱり単純に嬉しいです。青春時代だけじゃなく、今も追いかけてくれると嬉しいんですけどね(笑)。
まさにKANA-BOONは、5月の対バンライブのMCで「昔の曲には思い入れはあるけど、でも最新のアジカンが一番カッコいい。最新がカッコいいバンドが一番カッコいいな。俺らもそうありたい」と話していましたね。
後藤 うーん、あいつら俺らのことを好きって言いすぎだよね。
▲対バンライブを終えたあとにKANA-BOONのVo./Gt.である谷口 鮪が投稿したツイート。
一同 ははは!
喜多 レコード会社が一緒だからかな?(笑)
後藤 もう俺たちの宣伝は大丈夫だから、そろそろ自分たちに時間を使ってくれていいんですけどね(笑)。
後藤さんはTwitterの発言などを見ても、とくに新人アーティストをチェックされているようですが。
後藤 かなり聴いてますね。カッコいいバンドやラッパー、シンガーがたくさんいて、本当に素敵だなと思いますよ。
ご自身のレーベルからリリースするだけでなく、自らライターとしてレビューを書かれたりもしていて、アーティストの枠を超えて音楽に関わっている印象があります。
後藤 「いい音楽は全部売れろ」と思ってますからね。そのほうが楽しいじゃないですか。音楽を取り巻く環境も絶対に良くなっていくだろうし。単純に自分たちに返ってくるって話じゃなくて、若い人たちも音楽を作るためにお金が必要になるときがあるわけで。

俺たちが若い子を多少フックアップして、若い子たちもまたさらに若い子を後々フックアップして…という流れができればいいなと思います。
過去のインタビューでは、「アジカンはもう自分たち以外の利益のためにやっていきたい」との発言もありました。後輩の活動にも目を向けているのは、自分たちも先輩に助けられた経験があるからなのでしょうか?
後藤 いえ、逆にそういう経験がまったくないからこそ、自分から行動しているという部分もあるかもしれないです。

ある枠の中で濃密な音楽ファンを奪い合うんじゃなく、生活の中で広く音楽を楽しんでいる人たちが増えていけば、それぞれのバンドに戻ってくるものが大きいんじゃないかと思うんです。もっと“レコードを買うことがクール”みたいなのがあったほうがいい。社会も豊かになると思うし。
流れを作ることが重要である、と。
後藤 世の中って、自分だけ幸せになっても、それはあんまり幸せじゃないんですよ。周りの人たちが飢えてる中で、自分だけおいしい食べ物をたくさん持っていても、罪悪感で押しつぶされると思うんですよね。それよりも、みんなにそれなりに食べ物がある中で、何がおいしいかを話し合ったりするほうが豊かだし、幸せじゃないですか。

“盟友”エルレの再結成に、心から「良かった」と思った

ここ10年ほどは再結成する大物バンドも多く、日本では今年ELLEGARDENの再結成が大きな話題になりました。
後藤 ELLEGARDENに関して言えば、あのバンドを失ったときの細美(武士)くんの喪失感を想像すると、本当にまたやれて良かったなと思いますね。バンドの中には本当にやめたいと思ってやめたわけじゃない人もいるから。エルレはお金儲けのためにバンドをやっているわけじゃないし。
▲ELLEGARDENの再結成が発表された日の後藤のツイート。
若者も観に来られるようチケットの値段などを安く設定していますし(※)、そのためにかなりの努力をされているようですものね。
※編注:8月の再結成ライブツアーでは、新木場公演と仙台公演が2,900円+1drink、ZOZOマリンスタジアムでの公演は4,500円だった。
後藤 だからエルレの再結成は、セックス・ピストルズやザ・ストーン・ローゼズの再結成とは意味合いが違うと思います。

多くのバンドの再結成は、おじさんになった当時のファンが観に行くけど、エルレは当時聴いてなかったような若い世代も含めてスタジアムに1万人も集まって、むしろ当時より動員が増えてるわけだから。「初めてエルレ観れた! やっと伝説を観られた!」という人たちもいるんですよ。
逆にみなさんのように途切れることなく活動していると、幅広い年齢層が自分のことを“アジカン世代”だと思っているかもしれませんね。ライブの客層などを見て感じることはありますか?
後藤 ときどき急に(客層が)若返ることがあったよね。
喜多 うん。「若い子増えたねー」みたいなことがたまにあるよね。
後藤 何だかそれを繰り返している気がしますね。「ちょっとずつ人気落ちてきたかな」と思ったら、突然増えたり。「あれ、何かあった?」みたいな。
一同 (笑)。
後藤 だから、ときどきでいい仕事ができてるのかなと思います。ずっとやっているけど、届くか届かないかっていうのは難しくて、どんな曲を書いたら若い子に届くかなんて想像もできない。むしろ狙って作ったらバレそうだし。でも、そういう中で、最近は子ども連れのお客さんをよく見かけるようになりましたね。
喜多 二世代で来てくれてるっていうね。
後藤 昔アジカンが好きだったけど子どもができてライブに来られなくなって、でも成長したからまた来られるようになったっていう人もいて。バンドとして一周した感があるけど、親子で一緒に来てくれるのは嬉しいですね。

以前、ドイツのフェスでフー・ファイターズを観たとき、家族で来ている人たちがたくさんいたんですよ。おじさんたちはビールを飲んで、子どもたちはワイワイ騒いでっていう。あとはボーイフレンドと一緒の女の子がいて、保護者として来ているお父さんはやきもき、みたいな(笑)。
(笑)。
後藤 何か、そういうのも含めていいなあって思ったんですよ。文化っぽい匂いがしてくるじゃないですか。そういう音楽の根付き方がうらやましくて。もちろん、ティーンエイジャーがティーンエイジャーのためにやっている、俺らが入れないような領域もあると思うんですけど、それとは別にもっと大きな川、大きなポップミュージックの流れがあっていいかなと。
そのどちらも同時に存在していることこそが健全ですよね。
後藤 そうですね。アジカンが今ライブをやって、客が全員10代だったら逆に気持ち悪いしね(笑)。10代に刺さりまくっちゃってたら、「おかしなことやってるかな?」と自分たちを疑わないといけないだろうし(笑)。
『ボーイズ&ガールズ』で、自分たちの音楽を若者も大人も聴いていることを意識しているような印象を受けましたが、それに通じるものがありますね。
後藤 あれはタイトルこそ若い人たちに向けているようだけど、歌詞は「We’ve got nothing」で主語が“We”なんですよね。おじさんたちも排除していない。「老いも若きもまだまだこれからだよ」っていう感じ。ボーイズでもガールズでもなくても、それぞれの中には“ボーイズ”や“ガールズ”がまだいると思うんです。

もの作りで一番つらいのは、誰にも取り上げてもらえないこと

そうした未来を意識した活動について、今後さらにやっていきたいことはありますか?
後藤 今年勝手に「Apple Vinegar Award」という私設の新人賞をひとりで始めたんですけど、これを頑張って10年くらいはやりたいなと思ってます。
どうして新人賞を?
後藤 “褒めてくれる場所”が減っている感じがしていて。雑誌には雑誌の、放送局には放送局のしがらみがあるのか、みんな自由に評価できないところもあるのかなという印象があるんです。でも、もっと褒められるべき素晴らしい音楽はたくさんあって、そういうところに光を当てられたらなと。
褒められるというのは、やはり重要ですか?
後藤 誇りを持てるし、原動力になればいいなと思うんです。ものを作る人たちにとって一番つらいのは、誰からもどこからも取り上げてもらえないことだから。誰かが「いい」と言ってくれることが、本当に励ましになるんですよね。

俺らだってもう何年もバンドをやってきているけど、今でも背中を押されることがあるくらいで。だから、純粋にリスナーとしていいと思うものを「いい」と言うのは、悪いことじゃないと思うんです。
賞金の一部は後藤さんが自腹で出しているそうですね。
後藤 少しでも機材の足しになればと思ってやっています。はつらつとした若さを持っている人たちが音楽をやる環境が良くないのは、はたから見てて苦しいんですよ。自分も罪悪感があるし。そういう状況を少しでも良くして、いい音楽がどんどん世の中に増えていくようにしたいです。そうすればリスナーとしての自分も楽しくなるし。

潔とか株で儲かってるみたいだから、賞金ちょっと出してほしいんですけどね。
伊地知 ちょっと、そういうのやめてよ!(笑)

自分の思いを言えない社会は恐ろしい。SNSを続ける理由

続いてSNSについても伺いたいのですが…。
後藤 “SNSといえば後藤さん”みたいなところあるからね(笑)。
(笑)。実際に後藤さんは、日本のアーティストの中でもとくにTwitterを活用している印象です。自分の発言が話題になることで、嫌な思いをした経験も多かったのではと思うのですが、それでも発信をやめない理由とは何なのでしょうか?
後藤 そうやって、日本人全員が黙り込んだ社会を想像したら恐ろしくなりませんか? 俺はみんなが自由闊達に意見を言い合う場があることは、とてもいいことだと思います。もちろん、もう少し節度とかはあったほうがいいけど、自分の思いや考えを言えない社会のほうが怖いから。
炎上もないけれど、自由が失われた世界でもある、と。
後藤 だから、俺がこうして炎上していることは、そんなに悪いことじゃないんだよって思います。裏を返せば、みんなの中にエネルギーがあるってことかもしれないし。それをもっといい方向に転がせば、別の熱を帯びてきて、いろんな人が温まるようなものになるかもしれないから。

世の中にはたくさんの視点があるべきで、SNSは「こういう見方もあるね」と知る場所でもある。たとえば“狂気”って、じつはそこらへんに転がっていて、SNSではそれが可視化されていると思うんです。社会の狂った側面を目撃できることってそこまで悪いことじゃない。何かの備えにもなるだろうし。

でも、「ネットにあることがすべてじゃない」という認識も重要で。社会のある一面でしかないという感覚で捉えたほうがいいとも思います。SNSに疲れたりしない人であれば、やったほうがいいんじゃないかな。
後藤さんは疲れたりしないんですか?
後藤 どうでしょうね。「面倒くさいな」とか「怖いな」っていう人はいますけどね。執着しちゃう人とか。でもやめようと思ったことはあんまりないですね。自分の考えや作ったものを発表できるツールだから、ありがたいと思っています。それをひとつひとつ重ねて得てきた仕事や場所もあるし。
たしかに。インターネットが普及する前は、何かを作っても発表する場がないという人がほとんどでした。
後藤 まだSNSがない頃、コンピューターを買ったそばからバンドのBBSを作って、ファンとやりとりして「インターネット最高だな!」と思いながら生きてきましたから。

当時はまだグレーだった「Napster(ファイル共有サービス)」で、ウィーザーが突然発表した新曲を聴いたりしてすごく嬉しかったし、「音楽を含めいろんなことが変わっていくんだな」と感じてました。だから、いまだにインターネットに対してネガティブな気持ちって少ないです。
そうなんですね。
後藤 だって、インターネットは図書館でも、貸レコード屋でもあるわけだし。俺もそうですけど、インターネットがなかった頃の田舎の子たちはそもそも“知る”ことに対して、越えないといけないハードルがたくさんあったんです。

東京と違って、そもそも洋楽のCDを売っている店を見つけることすら難しかった。だから、「若い頃からインターネットがあったら、もっといろんなことに詳しくなれたのになあ」とか思いますよ。
もう私たちはこの状況に慣れてしまっていますが、過去からすると夢のような環境ですよね。
後藤 昔に聴いたものや読んだものがアウトプットにつながっているのは、自分でもすごく感じていて、だからこそ若い頃から何にでもアクセスできるのはうらやましいですね。もしかしたら興味も変わって、全然違う仕事をしたくなっていたかもしれないですけど。

でも、やっぱりインターネットというのは“フェアな装置”だと思います。田舎からも天才が出てこられるようにもなった。以前はライブハウスに行かないと上手いやつのプレイを聴けなかったり、どんなエフェクターを使っているかわからなかったりしたけど、今はYouTubeで世界のトップアーティストの演奏を観られるわけですから。
今の若い子がみんな上手いのは、インターネットのおかげだと思いますね。

アルバム『ホームタウン』は、“ハッタリ感”ゼロの自信作

新作アルバム『ホームタウン』は、かなりの自信作であることがうかがえます。アルバムの評価基準はさまざまだと思いますが、どんなポイントでベストだと感じたのでしょうか?
後藤 どの曲もいいというのもあるけど、“音がいい”のが一番の評価ポイントですね。「ポストプロダクションで大逆転しよう」と思いながら作っていて、自分のスタジオでエンジニアと一緒にミキシングしていきました。
伊地知 ゴッチの言うとおり、サウンド面でも追求できたし、気張った感じじゃないのに新しいものを作れて自信につながりましたね。
山田 「スゲえ作品ができた」ってゴリ押しするハッタリ感みたいなのがないんですよね。
後藤 今まではハッタリがあったよね(笑)。
山田 それだけでやってきた俺らだけど(笑)、でも、本当に気張った感じがない仕上がりになったなと。聴き応えもあるし、聴き心地もいいアルバムになったなと思いますね。
喜多 ゴッチを信頼して良かったなという感じですね。サウンドデザインの面でも、曲構成の面でも。けっこう曲数があったので、どうやってまとめようかと思っていたんですけど、アルバムとEPという“1.5枚”に分ける方法も、曲順も良かったですね。

いつも余計な口出ししちゃう部分もあるんですけど、「今回はついていって良かったな」とできあがってみて思いました。
後藤 口出ししようかなと思ったときがあったの?(笑)
喜多 そのときはまだアルバムとEPの収録曲を入れ替えられるタイミングだったから、「もう少し派手にできるかもしれない」とか思ったんだけど。でも、今はこれじゃなきゃダメだったんだなと思いますね。
そんな本作のリード曲は『ホームタウン』。アジカンとしてのルーツ/ホームタウンに立ち返るかのようにも解釈できましたが、リード曲選びにはどのようなねらいがあったのでしょうか?
後藤 まず単純に『ホームタウン』がいいと思ったんですよね。でも俺らは「ロックじゃなきゃダメ」みたいな決意もそこまでしてないというか、この4人でやるとこうなっちゃうんで。「アジカンじゃん!」っていう音楽に。でもそれに対しては、「だって俺たちアジカンなんだから仕方ないよね」みたいな部分もあって。
フォロワーでもワナビーでもなく、本物のアジカンですもんね(笑)。『ソルファ』の再録などもあって、バンドとしてはひとつの区切りを迎えた後の新作だと思いますが、いかがでしょうか?
後藤 自分たちのことを分析している数年間だったとは思いますね。『ソルファ』を録り直したり、ソロをやったり人の曲をやったり、トリビュートに参加してみたりとか。アジカンというバンドがどういう機能なのかを探り続けていた感じがあります。

そして、それと同時進行で俺は音響に対する研究もしていた。今ようやく足並み揃って、この『ホームタウン』という作品ができたと思います。

アルバム制作中の雰囲気は、今までで一番良かったかも

後藤さんに『ホームタウン』についてお聞きしましたが、みなさんは他に気に入っている曲はありますか?
後藤 先生、どうぞ。
喜多 先生、よろしくお願いします。
伊地知 あ、俺?(笑)でもサウンド的には、やっぱり『ホームタウン』がかなりうまく整理していただけたので気に入っていますね。(後藤)先生に整えていただいて。
後藤 先生だらけか(笑)。
伊地知 (笑)。この曲は一番ドラムのレンジが広くて、自分が好きな感じなんです。だからサウンド的にはしっかり聴いてもらいたいし、わかってもらいたい曲ですね。
喜多 『さようならソルジャー』はゴッチが作ったデモの段階でほとんど曲の感じはできていたんですけど、アジカンでやることによってワクワク感が出るというか、派手になって、デモから化けた印象がありますね。ゴッチのソロとはまた違う、アジカンというバンドの良さが出た曲だと思います。
後藤 アジカンでやるとほんと派手になるよね。カール・カナイのジャージの上下くらいに派手になる(笑)。
喜多 たとえが古いけどね(笑)。
山田 僕は1曲目の『クロックワーク』ですかね。アルペジオからバンドインするところがすごく好きで。
喜多 音量上げすぎちゃわないように注意しないとね。
山田 そう。あとは『サーカス』。あのけだるさは、CDを買いあさっていた20年前によく聴いていた音楽の感じを思い出しますね。キュンキュンポイントが凝縮されているので、同世代の人が好きになってくれるんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。本作は、『ホームタウン』で“ナッシング”というネガティブなニュアンスが強い言葉をポジティブに響かせているように、バンドのいい雰囲気が感じられる作品だと思いました。
喜多 実際にいい雰囲気だと思いますね。いろいろ経て、今までで一番いいんじゃないかと思います。
後藤 後ろ向きな40代とかヤバいもんね(笑)。今まででもっとも、曲作りやセッションの段階で俺がイライラしてないアルバムな気がします(笑)。
いつも制作中はイライラしているんですか…?
後藤 イライラしてますね。本当にいつでもイライラというか、勝手に切羽詰まってる感じで。「あの人いると空気悪くなるよね」っていう人みたいになってます。
一同 (笑)。
喜多 そこまで自覚してんのか(笑)。
後藤 いや、仕事が減ると困るから言っておきますけど、自分のバンドだからそうなってるんです(笑)。プロデュースのときは一切そうならないですから。
喜多 ここ(アジカン)でしかできない、と。
後藤 そう。ボーカルや作曲者って、みんな自分のバンドではメンヘラになるんだから(笑)。
ASIAN KUNG-FU GENERATION
(アジアン・カンフー・ジェネレーション)
後藤正文(ボーカル&ギター)、喜多建介(ギター&ボーカル)、山田貴洋(ベース&ボーカル)、伊地知 潔(ドラムス)の4人からなるロックバンド。1996年、大学の音楽サークルにて結成。2003年、ミニアルバム『崩壊アンプリファー』をリリースしメジャーデビュー。2004年、2ndアルバム『ソルファ』でアルバムチャート2週連続1位を記録。以後、日本のロックシーンにおける中心的バンドとして活躍し続けている。

CD情報

オリジナルアルバム『ホームタウン』
12月5日(水)リリース


【初回生産限定盤】(2CD+DVD)
¥4,600+tax ※プレイパス対応
【通常盤】(CD)
¥2,913+tax ※初回仕様はプレイパス対応

サイン入りポラプレゼント

今回インタビューをさせていただいた、ASIAN KUNG-FU GENERATIONさんのサイン入りポラを抽選で3名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
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受付期間
2018年12月4日(火)18:00〜12月10日(月)18:00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日/12月11日(火)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、個人情報の安全な受け渡しのため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから12月11日(火)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき12月14日(金)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
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