「現場はひっ迫しております」を口実に政府を操り、暴走したのは関東軍だった。半世紀余りが経った今、「電力需給のひっ迫」を理由に計画停電で市民を不安に陥れ、原発の必要性を人々の頭に刷り込もうとしているのが東京電力のようだ。電力需要量のデータは東電が一手に握っていることが分かった。計画停電担当者が筆者