かつてバルセロナやミランで活躍し、現在はメキシコ1部リーグのケレタロでプレーしている元ブラジル代表MFロナウジーニョについて、移籍のニュースが飛び込んできた。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などイタリア各紙が、ロナウジーニョがアフリカのアンゴラでプレーすることになるかもしれないと報じている。

 記事によると、現在ロナウジーニョの獲得交渉に動いているのはアンゴラ1部リーグに所属するカブスコルプ。2012年には同じく元ブラジル代表FWで、ロナウジーニョとともに2002年の日韓ワールドカップ制覇を果たしたリバウドを獲得し大きな話題となったクラブだ。

 同クラブのチェアマンを務めるベント・カンガンバはアンゴラのテレビ局からの取材に応じ、「まだ交渉中ではあるが、ほぼ間違いないだろう。現在、契約の詳細について詰めている段階だ。彼は我われの下でプレーする」と獲得に大きな自信を見せているという。合意に達した場合、ロナウジーニョは現在所属するメキシコ1部リーグの終了を待って、6月からチームに合流することになるようだ。なお現状では、年俸や移籍金、契約年数などは一切明らかにされていない。

 来月21日に35歳の誕生日を迎えるロナウジーニョ。キャリア終盤の新たな挑戦の地として、アフリカの大地を踏むことになるのか、今後の推移にも注目が集まりそうだ。