日産自動車は、4日、「日産デイズ」と「日産デイズ ルークス」に「エマージェンシーブレーキ」を搭載した特別仕様車「Vセレクション+Safety?(プラスセーフティツー)」を同日より発売すると発表した。

 「Vセレクション+Safety?」は、今年10月に「日産デイズ」に設定されていた「Vセレクション+Safety」シリーズの第二弾で、今回「日産デイズ ルークス」にも設定が広げられた。

 「Vセレクション+Safety?」では、第一弾に設定されていた「アラウンドビューモニター」に加えて、ベースグレードに「エマージェンシーブレーキ」や「踏み間違い衝突防止アシスト」等を特別装備。ベースグレード以外の全グレードには「エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「VDC」等をセットにした、パッケージオプションが設定された。

 「エマージェンシーブレーキ」は、時速約30キロ以下で走行中、レーザーレーダーで前方の車両を検知し、衝突の危険性があるとシステムが判断した場合、メーター内の警告灯とブザーでドライバーに注意喚起するとともに、自動的に緊急ブレーキを作動させて衝突の回避を図るというもの。

 「踏み間違い衝突防止アシスト」は、停車時および時速約10キロ以下の低速走行時に、アクセルペダルを間違えて強く踏み込んでしまった場合、前方に障害物を感知すると、警告灯とブザーで警告し、自動的にエンジン出力を抑制することで、衝突被害を軽減する。