【オレ様リーマンの非ジョーシキ恋愛入門6】

約半年間、爆速でフッたりフラれたりを繰り返した必死すぎる婚活経験を生かして、なぜか上から目線で本音の恋愛論を語ります。ちなみに普段は、どこにでもいそうなただのアラサーリーマン。

とある人から「ナンパについて書いてほしい」というリクエストをいただいたので、今日はナンパについて書く。

ただし、クラブでのナンパはオレの専門外なので、この記事は路上ナンパに限らせてもらう。

【ナンパの目的はカラダor武勇伝づくり】

そもそも、男はなぜナンパを始めるのか?
きっかけはささいなことだ。

友だちから「ナンパした女と付き合った」なんて話を聞くと、自分にもできそうな気がしてくる。
そして、飲みに行った後に気がでかくなり、ついでにムラムラしてきてナンパする。

もしくは、20歳前後ぐらいまでの男にはありがちなのだが、「ナンパぐらいできる」ことをアピールするために、男友だちがいるときにナンパする。
要するに、武勇伝づくりだな。
女性には理解しがたいかもしれないが、男にはそういうところもあるのだ。

あと、出会いが少ない男が真面目に出会いを探すために、もしくは引きこもりの男が自分を変えるためにナンパをするなんて例もなくはない。

【普通の男にはナンパは続かない】

そうしてナンパを始めるのだが、普通の男にはナンパは続かない。

まず、飲んだ勢いでもなければ、知らない人に声をかけることなど、そうはできない。
その恥ずかしさや緊張をこらえ、がんばって声をかけても、よほどのイケメンでもなければ9割以上の女性にムシされる。

「こんばんは、どこ行くんですか?」…ムシ。

「かわいいんでつい声かけちゃいました」…怪訝な顔でムシ。

「ちょっと飲みにでも行きませんか」「はぁ?てかキモイし」と言われて心が折れる。

これを読んでいるあなたもそうだと思うが、大半の女性の反応はこんなものだ。

そんなわけで、たいていの男は2〜3回はナンパしても、それ以上はしない。
というか、女性のリアクションがあまりに冷たいのでイヤになってできなくなる。

ちなみに、ナンパでムシされることを「ガン無視」、ナンパしようと思っても不安や緊張で動けなくなることを「地蔵」と呼ぶ。

【あなたの知らないディープなナンパの世界】

今、ナンパ用語に触れたが…、そう、ナンパはなんと専門用語があるほど確立された、一つの世界なのだ。

先ほど書いたように、ナンパは普通の男には続かない。
フラれてもフラれてもモチベーションを保てるのは、よほどの女好きか、変な意味で真面目か、スカウトやホストなどのビジネスか…、言うなればプロだけなのだ。

そして、実はナンパ師には横のつながりもある。

一人でナンパを続けるのは大変なので、ある人はネットでナンパ仲間を募集したり、またある人はナンパ塾に入ったりする(なんとナンパを教える塾もあるのだ)。もちろんビジネスでやっている人には、最初からナンパを教えてくれる先輩や仲間もいるだろう。
そのように仲間うちで協力しているうちに、ナンパのテクニックが共有され、女性を引っかけるのに効率の良い方法が伝わっていく。

そして自然とナンパにはいくつか「型」のようなものができあがった。

少し上から目線で話しかける「オラオラ系」、ナンパなのに誠実さを装う「誠実系」、名称は聞いたことがないが笑いを取る、言うなれば「お笑い系」、その他オレの知らないやり方もいくつもあるだろう。

【ナンパ師に狙われやすい女性とは?】

とは言え、どんなに上手くいったところで、やはりナンパについていく女性は限られる。
そのため、最初からナンパについてきそうな子に声をかけるというのが一般的なプロの定石だ。

では、狙われやすいのはどんな人か?はっきり言っちゃえばギャルだ。
ギャルが多いのは都内なら渋谷、新宿、池袋あたり。つまり、そういうところをギャルっぽい格好で歩いているときに寄ってくる男はプロが多い、ということになる。

【大人女子も「誠実系」のナンパには要注意】

だが、大人女子にターゲットを絞るナンパの方法もある。
それが先ほど少し触れた「誠実系」だ。

誠実系のナンパの方法を一つ紹介しよう。

まず、女性に道を聞く。
そして普通に別れるが、それから数秒したらダッシュで女性のところに戻る。
戻ってきたら、「そんなつもりはなかったんですけど、あなたがあまりにもタイプだったんで…。もう一度お会いできませんか?」みたいなことを言う。

こういうことを迫真の演技でやるのだ。
まるで本心であるかのように。

それ以外だと、あえてモテなさそうな女性に声をかけ、最終的には謎の毛皮などを買わせるデート商法は、昔からあるものだ。
相手のやり口は実に巧妙なので、気をつけていないと簡単にだまされてしまうかもしれない。

【とりあえずナンパにはついていくな!】

いろいろ書いてきたが、最終的にオレが言いたいのは「ナンパにはついていくな!」ってこと。

確かに、時には普通の男も勢いでナンパする。だが、ある一定の確率で女性の体だけ、もしくは財布を付け狙うナンパ師が声をかけている。

一般の女性には、それを見分けるのはムリだ。
だって、素人っぽく演技するナンパ師もいるのだから。

「今日ナンパされちゃって」なんてうれしそうに報告する女性もいるが、相手はあなたがかわいかったからナンパしたかどうかは怪しい。
プロの嗅覚で「ヤレる」「こいつからは金を引っ張れる」と思われた可能性も非常に高い。
喜んでる場合じゃない。

ということで、なぜナンパ界について詳しいか触れてほしくはないオレからは、以上だ。

(文=オレ様リーマン)

「32歳で結婚する人に出会う」と占い師に言われたことをきっかけに、婚活と名の付くものは片っ端からやってみて、約半年で運命の女性と出会うことができたアラサーリーマン。膨大な婚活経験を生かして、本音の恋愛論を語ります。
アラサーリーマンの「俺様婚活ブログ」(http://konkatsuman1217.blog.fc2.com/)

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