ミランの前線強化が騒がしくなっている。ポルトFWジャクソン・マルティネスへの攻勢は失敗に終わり、新たにローマFWマッティア・デストロへの試みも跳ね返された。それでもアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は落ち込まず、新たな道へ進もうとしている。

チェルシーFWフェルナンド・トーレスだ。ガッリアーニ代表取締役は30歳のスペイン人ストライカーを気に入っており、ジョゼ・モウリーニョ監督に彼を手放すように説得するだろう。ただし、マルティネスとデストロの可能性も完全に消滅したわけではない。

21日、FWマリオ・バロテッリのリヴァプールへの放出が決まってから、ガッリアーニ代表取締役は公式にマルティネス獲得に動き出した。提示した金額は2000万ユーロ(約27億5000万円)だ。だが22日、ポルトのピント・ダ・コスタ会長はガッリアーニ代表取締役に、「マルティネスは売却不可能だ。我々は彼を売らない」と返答を受けている。

そこで、ガッリアーニ代表取締役はローマに動いた。ワルテル・サバティーニSDに電話で連絡したのだ。だが、こちらも良い結果とはならなかった。デストロも売却不可能と分かったのだ。

これを受け、ガッリアーニ代表取締役はトーレスへと向かうのだが、彼の手帳にはほかの候補者も記されている。例えば2010年からマルセイユでプレーする28歳のFWアンドレ=ピエール・ジニャック、そしてマンチェスター・シティFWアルバロ・ネグレドだ。

だが、ネグレドはマルティネスに負けずコストがかかり、さらにケガをしている。また、トッテナムFWロベルト・ソルダードのことも視野にあるようだ。