ルイ・ファン・ハール新体制となったマンチェスター・ユナイテッドにおいて、ロサンゼルス・ギャラクシー戦、ローマ戦と2試合連続ボランチでの途中出場となった香川真司。不慣れなポジションでの起用はどんな意味を持つのか――。

27日放送、日本テレビ「Going! Sports&News」では「香川ピンチ!マンU戦力外!? W杯後初試合でまさか・・・」と題し、現地メディアの報道ではクラブ放出の可能性すら伝えられている香川の現状について、香川在籍時のセレッソ大阪で監督を務めた都並敏史氏がコメントを寄せた。

ギャラクシー戦ではペナルティエリア内でトラップミスを。ローマ戦では相手選手の突破を許すなど、不本意なプレーが続いた香川に、都並氏は開口一番「ボランチではちょっと難しいかなと僕は思います。守備力が足りな過ぎる」とキッパリ。

すると「移籍すればいい、何も恥ずかしいことはない」と香川の移籍を勧めた都並氏。「別に香川が悪いわけではないんですよ」と前置きすると、「香川がボランチで勝負したら、ボランチではもっといい選手が沢山いますから。そんな勝負する必要ないから」と、その真意を述べると「香川が輝ける場所に行けばいいだけで自信をもって行動すればいい。それが日本のためになる」と悩める日本のエースにエールを送った。