芸能人がまったく別の名前で再出発……というのはよくある話ですが、マイナーチェンジ過ぎて誰も気づかない改名も、これまた意外に多し。今回は、改名していたことに気づかなかった有名人を459名の読者に聞きました。

改名後の名前よりも、どんな意図で微妙な改名をしたのか、そっちの方が気になります。

Q.改名していたことに気づかなかった有名人を教えてください(複数回答)
1位 GACKT→GACKT 46.0%
2位 綾戸智絵→綾戸智恵 41.8%
3位 阿藤海→阿藤快 31.4%
4位 trf→TRF 28.8%
5位 吉沢悠(ゆう)→吉沢悠(ひさし) 25.3%

■Gackt→GACKT
・「併用していると思っていました」(34歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「ガクトの大文字小文字って画数も変わらないように思うんですけど」(35歳男性/機械・精密機器/営業職)
・「いまだにG以降は小文字だと思っていたから」(25歳女性/小売店/販売職・サービス系)

■綾戸智絵→綾戸智恵
・「イメージは変わらないから」(32歳男性/運輸・倉庫/営業職)
・「あれ? って思ったけど覚え間違えただけだと思っていた」(24歳女性/医療・福祉/専門職)
・「綾戸智恵さん、言われてみれば……という感じでした」(30歳女性/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)

■阿藤海→阿藤快
・「よく間違える」(30歳男性/食品・飲料/技術職)
・「阿藤かいが昔は海だったことに衝撃」(46歳男性/電力・ガス・石油/技術職)
・「阿藤海を改名したのを気付かなかった」(54歳男性/情報・IT/事務系専門職)

■trf→TRF
・「大文字小文字の差は視聴者からすればあまり気にならないです」(32歳女性人材派遣・人材紹介/販売職・サービス系)
・「打ち間違えみたいな感じだと思う」(33歳女性/商社・卸)
・「大文字小文字の改名は、改名になるんだろうか?」(27歳女性/機械・精密機器/技術職)

■吉沢悠(ゆう)→吉沢悠(ひさし)
・「読み方を変えるのは、よっぽどでないと気付きません」(41歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「漢字が一緒なので言われないとわからない」(24歳女性/通信/事務系専門職)
・「漢字が同じだと読み方を間違えたのかと思ってしまう」(34歳女性/建設・土木/事務系専門職)

■番外編:「サンプラザ中野→サンプラザ中野くん」は賛否両論!?
・「『くん』をつけてから平成教育委員会に出演したときに、『サンプラザ中野くんくん』と言われていて滑稽だった」(25歳男性/食品・飲料)
・「くんが付くだけでお笑い色が強くなる。改名も理解不能」(42歳男性/建設・土木/営業職)
・「サンプラザ中野くんは若そうなイメージになったから」(27歳女性/不動産/営業職)

●総評
1位は「Gackt→GACKT」でした。ソロデビュー10周年を迎えたライブで、「10周年なので表記を小文字から大文字に変え、イケイケGACKTになります」と挨拶したそうです。確かに小文字より大文字の方が、見た目のインパクトがやや強くなりますね。

2位はジャズシンガーの「綾戸智絵→綾戸智恵」でした。デビュー10周年であり、50歳の誕生日に、芸名の「智絵」から本名の「智恵」に変更。改名というか、本来の自分の名前に戻ったのですね。芸能人は節目に改名するパターンが多いのでしょうか。

3位は旅番組でおなじみ「阿藤海→阿藤快」でした。「阿藤」は本名で、「相模湾を見て育った」ことから「阿藤海」という芸名にしたそう。2001年に姓名判断の先生に勧められて改名。豪快な阿藤さんにぴったりの名前ですね。

番外編は、ちょっとした反響を呼んだ「サンプラザ中野→サンプラザ中野くん」スペシャル。「2画増やした方がいい」という友人のアドバイスをそのまま受け入れて、2008年に改名したそうです。もともとお笑い芸人っぽい名前が、ますます色濃くなったという声も。

彼はミュージシャンなんですけどね……。
(文・OFFICE-SANGA 関和麻子)

調査時期:2014年6月14日〜2014年6月18日
調査対象:マイナビウーマン読者
調査数:男性150名、女性309名
調査方法:インターネットログイン式アンケート