11月3日、東京・六本木ヒルズで行われた「香港 ライブ@六本木ヒルズ」にて、「美のカリスマIKKOトークショー『ノスタルジックin香港』」が開催された。
「韓国推し」で知られるIKKOさんだが、「香港もまた大好きなのよぉ」と語る。街にはアジアンビューティーのツボがいっぱいなのだとか。会場をぎっしりと埋めた女性たちに、香港で体験できる美のポイントを教えてくれた。
○香港には「あたしだけの宝物」がいっぱい!
黒のミニドレスに深紅のストールをまとったIKKOさんが現れると、会場から大喝采が巻き起こった。美しくなりたい気持ちでいっぱいの女性たちにとって、美のカリスマといわれるIKKOさんは格別の存在のようである。
つんくさんが作詞した、IKKOさんの『ゴージャスゥ〜!』で会場を盛上げる大サービスで始まったトークショーのタイトルは、『ノスタルジックin香港』。IKKOさんにとって、香港の魅力を語るキーワードは「ノスタルジック」なのだそう。
「香港にはちいちゃいころに見ていた懐かしい風景があるのよね。そんな風景や地元の人たちの生活のあるところを見て歩くのが大好き。あたしは有名な観光地とかにはほとんど行かないし、買物もあんまりしない。あたしだけの宝物を探しに香港に行くの」
IKKOさんにとって香港の宝物は、ノスタルジックな風景だけではない。美容家として、香港で出会えるたくさんの"美のツボ"にも大いに刺激され、そこで得た"あたしだけの宝物"を日本の女性たちにメッセージとして届けるのも「あたしの仕事」と語った。
○伝統芸術をメイクに生かす!?
そんな香港で見つけた"美のツボ"のいくつかを、IKKOさんは楽しいトークで紹介してくれた。
「香港でいつも感激するのは花文字。一瞬に見事な筆遣いでサーっと描かれて、その色使いとかほんとにアートよね。どうしてこんな素晴らしいグラデーションができるのかと感動してしまう。目元のお化粧とかの筆遣いに花文字の技術を応用できないかなとか、ちょっとチャレンジしてみたいと思っているの」
花文字は古くから中国で育まれた伝統芸術で、風水により定められた「龍」、「鶴」などの文字を巧みに織り込んで描かれるアート。運気を高めるパワーを与えてくれると言われている。
「足裏美人になれるのも香港の魅力よね。足裏の角質を取ってくれるお店があって、彫刻刀みたい道具で削って削って山のように角質が取れる。お洋服を着替えるように、古肌も着替えましょう、よね。
香港には美容によいお料理もあるわ。豚の角煮とか鶏の白湯とかコラーゲンたっぷりだからお肌によいし、青菜の炒めとかは野菜がたっぷり食べられるから嬉しい。中国茶はしっかりしてるから、油物を摂ったときのデトックスとして最適だわ」
○IKKO流・旅の美容術を伝授
イベントでは、質疑応答タイムも設けられ、次々に会場から手が挙がる。IKKOさんは"香港の美のツボ"を紹介する一方、女性たちの質問に答え、IKKO流「旅の際の美と健康」の心得を教えてくれた。
――旅先で水はどうしているのですか?
「あたしは売っている水しか飲まないわ。氷も食べない。地元の水道水で作っている可能性があるでしょ」
――飛行機の中での乾燥肌の対策はどうしていますか?
「機内の乾燥対策にウォータースプレーを使う人もいるけど、あれはよくないのよ。かえって肌を乾燥させてしまう。精製水でなく、化粧水のミストがベスト。ホテルに着いてシャワーした後も、必ず化粧水のミストをお肌に吹きかける。旅する時には必ず化粧水のスプレーを持参するといいわね」
――香港のデザートや果物でおすすめは?
「マーライコーとかの蒸しパン系があたしは好き。それから果物だけど、あたしはドライフルーツがお気に入りなの。マンゴーのドライフルーツをヨーグルトに漬けて冷蔵庫で一晩置くの。そうすると、翌朝にはマンゴーがぷるぷるに甦って、すっごくおいしいの。あたし、"お帰りマンゴー"と呼んで、日本にいるときも愛用してるのよ」
こうしてIKKOさんのトークショーは、あっという間に終了時間に。
「あたしは、明るく生きていくのがモットー。あたしの見た香港、語った香港で、みんなが香港をもっともっと好きになってくれたらウレシイわ!!」
たくさんの女性の拍手に包まれながら、イベントは幕を閉じた。
(OFFICE-SANGA)
外部リンクマイナビニュース