「当社について、また応募された職について、何か質問はございませんか?」

ここで有給休暇の取りやすさや残業の有無について質問する人はアウト!他の応募者と差をつけるためにも、面接官に「コイツ、できるぞ!」と印象を残せる質問を4つ紹介しよう。

1 典型的な1日の流れ
そのポジションについた人がどのように1日(または1週間)を過ごすのか、1日の仕事の流れについて教えてもらう。何をやるか、業務内容の説明を受けても、実際に働きはじめたときの業務のイメージをつかむためにも重要な質問。

2 次の3カ月間で、一番プライオリティが高い仕事
いちばん優先順位が高い仕事の内容やテーマを教えてもらおう。新人で右も左もわからない状態でも、優先順位の高い点を押さえおけば、からまわりして無駄な時間や労力を使わずに会社が求めることに集中できる。

3 前任者が直面した、または予想される困難な状況
というのは、あなたが将来、仕事を辞めたいと思うとき。そのポジションについて、予想される、または前任者が直面した困難な状況について教えてもらおう。そして問題を解決するために必要な能力や要素を自ら推測し、面接官に自分の推測が当たっているかどうかたずねてみよう。

4 自分の能力やスキルに不足していること
自信のなさを見せるのではなく、相手の利益となるよう、自分が努力できること、自分が相手の力になれることはないか、質問してみる。

面接者が考える「理想の候補者像」も得られる。「不足している物は何もない」という自信満々の候補者よりも、常に相手のために努力する姿勢をみせる候補者の方が好印象を与えるのは確か。

この他に、前任者にどのようなスキルや能力があったか、前任者はなぜ辞めたのかもあわせて聞いておくと、会社の内情や職に求められる条件も明確になる。就職は結婚と同じ。断られてもネガティブに受けとらず、「縁がなかった」とあきらめて次に行くべし。

参考: Best Job Interview Questions.
http://www.businessinsider.com/best-job-interview-questions-2013-10