日本代表は8日、欧州遠征2日目の練習をセルビア国内で実施した。

 練習後、マンチェスター・U所属のMF香川真司は以下のようにコメントした。

「相手チームがどうというより、僕たちがしっかりと準備をして、やるだけかなと思う」

―今日確認していた自分たちの形がしっかりはまれば、良い崩しができる?
「それはできると思っています」

―9月に守備の改善が多少できたという判断で、今回は攻撃面でもう1つ上のところまで行こうとしているように感じられるが?
「そうですね。『アウェーでどこまで攻撃を組み立てて、自分たちが主導権を握ってやれるか』という意味では、しっかりとチャレンジしてやっていきたい。その中で勝ちきって、得点も良い形で生まれるようにやっていきたいなと思う」

―去年はフランス・ポーランド遠征があったが、あの時のイメージで戦う?
「とりあえず、アウェーでしっかり結果を、内容を含めて出しきりたい。それに尽きるのと思う」

―アウェー(ゲーム)に弱いと言われた中で、去年はフランスに勝った。ただ、今年もまた同じ流れに戻りつつあるが?
「フランスに勝ったことが、アウェーで弱かったのを強くしたというわけではない。内容も伴ってなかったけど、あくまで親善試合だった。次の試合も親善試合だけど、僕たちにとっては大事な試合。その位置づけを1人1人が持っているし、その中で結果も内容も、良い形を作れればいいと思っています」

 日本代表は11日にセルビア代表、15日にベラルーシ代表とそれぞれ対戦する。