サンチャゴ・ベルナベウ杯が22日に開催され、レアル・マドリードとカタールのアル・サッドが対戦。レアル・マドリードが5−0で勝利した。

 アル・サッドに所属する元スペイン代表FWラウール・ゴンザレスは、前半は古巣のレアル・マドリードで、後半はアル・サッドでプレー。前半にはレアル・マドリードの先制点を挙げた。

 ラウールは試合後、古巣への思いを以下のように語った。レアル・マドリードの公式HPが伝えている。

 ラウールは「フロレンティーノ(ペレス会長)は、クラブのドアは開かれていると言ってくれたよ。クラブのために何かをもたらせるような準備ができたと思った時にはね」と語り、将来的な復帰の可能性に言及。かつてのチームメートについては、「イケル(カシージャス)は偉大なプロで、仲間でもある。彼は今までと異なる状況にいるけれど、懸命な努力と働きで戻り、目標達成にクラブの力になるだろうね。クリスティアーノ(ロナウド)はクラブの現在と未来であり、全員が彼は残留すると確信している」とコメントした。

 また、トッテナムに所属するウェールズ代表MFギャレス・ベイルの移籍話については、「ベイルの移籍が実現しないならば、僕ならもっと安く手に入るんだけどね」と語っている。

 ラウールは、1994年のトップチームデビューから、2010年夏までレアル・マドリードに在籍。チャンピオンズリーグの3度制覇をはじめ、リーガ・エスパニョーラを6度優勝するなど、多くのタイトル獲得に貢献していた。