韓国で批判が高まっている旭日旗の使用について、日本政府が「使用は問題ない」との認識を示す見解を作成中であることが分かった。日本政府は旭日旗も日章旗と同様に日本の象徴であり、日本の国旗であるとの見解を示す方針だ。

 日本政府の見解について、中国大手検索サイト百度の掲示板に「日本政府が正式に第二次大戦時の日本軍が使用した旭日旗を国旗として認定」というスレッドが立てられた。スレ主が紹介したニュースに対して、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

 韓国同様、中国でも旭日旗に対する過敏な反応が見られるかと思いきや、中国のネットユーザーからは意外にも「日の丸よりもずっとカッコいいじゃん」、「旭日旗は日の丸より見た目が良い」、「審美観という点から言えば旭日旗のほうが良いね」、「この旗、なかなか良いじゃん」など、デザインを評価するコメントが多く寄せられた。

 もちろん反日的なユーザーも存在し、「胸糞悪くなる日本め!」という感情的なコメントや、「日本が旭日旗を立てるなら、中国はただちに戦争を仕掛ける。これは戦争するに十分な理由だ」という意見があったが、後者の意見には失笑せざるを得ない。

 また、「これは始まりに過ぎない」、「オレの生きているうちに戦争が起きる予感がする」など、これを機に軍国主義が復活して戦争に至るとの見方も少なからず寄せられた。

 ほかには、「米国はどう見ているのだろうか」という疑問が寄せられたが、そもそもナチスのハーケンクロイツなどと異なり、旭日旗は軍事的な思想を持つ旗ではないため、米国は特に反応を示していない。

 一方で「オレ達の国旗も変えたほうが良くね?」という意見まであったが、これは共産党による統治を否定しているということなのだろうか。(編集担当:畠山栄)(イメージ写真提供:123RF)